3大基本方針ひとつ


行政機関からの引取り


保護活動の基軸は行政機関からの引き取り

保健所に収容され飼い主が見つからない
殺処分のリスクを伴った犬猫たちを救うことが活動の基軸



北海道の全保健所情報   http://shippo.or.jp/dekirukoto.html


個人からの犬猫の引き取りのお問合わせについて
http://shippo.or.jp/04/info01.html



しっぽの会では、行政機関からの犬猫の引き取りを活動の基軸としています。

◇な ぜ?

行政機関に収容される犬猫は、飼い主が放棄した犬猫、迷子の犬猫、負傷した犬猫です。

行政機関を通さず、飼い主から直接引取りしたり、迷子を直接保護すれば
所有者不明の(飼い主のいない)犬猫の問題が顕在化しないというデメリットがあります。

自治体では、収容処分数等を集計しているため、
愛護団体等が直接解決すると数字に反映されず、無かったことになってしまいます。

法律や条令を変え、飼い主のいない犬猫を減らすための、
時代に合ったより良いルールを構築していくためにも、
自治体に問題を認識してもらうことは大切な事です。

また、直接飼い主から保護することは、飼い主へのペナルティが無くなることもデメリットです。
行政機関で引き取る場合は、わずかですが引き取り手数料がかかります。
犬は畜犬登録も必要で、望まない繁殖や、不適正な飼育について行政から指導があります。
民間が無料で引き取るのであれば、飼い主に対してなんのペナルティも無く、
不適正な飼育を繰り返す可能性が高まります。

不幸な犬猫を減らすためには、このように問題を社会の中で顕在化させることが必要なのです。

しっぽの会の保護活動の基軸である行政機関からの引き取り。
たださまざまな事情によりどうしても飼育できなくなった飼い主さん、保護主さんに限って、
有償での「しっぽの会引き取り預かり」の業務で対応させていただいています。
詳しくは以下のページからご覧ください。

犬猫の引き取りのお問合わせについて
  http://shippo.or.jp/04/info01.html


ペットの数が子どもの数を大きく上回り、世界有数のペット大国と言われる日本。
コンパニオンアニマルと呼ばれ、家族の一員として一生を終える犬や猫がいる一方で、
平成27年度(平成26年度統計)、日本では92,656頭
(犬16,287頭、猫76,369頭 ※負傷、保管中死亡含む)の犬猫が不要とされ殺処分されました。
ペット業者が廃業するたびに悲しいニュースを見聞きすることも多く、
保健所では飼い主に捨てられた犬猫が、
殺処分される間際まで飼い主が迎えに来るのを信じて待っています。


問題の根本的な解決には元を断つことが重要です。
適正飼育出来る飼い主が増えれば不幸なペットはいなくなります。
そのためにもしっぽの会では、動物愛護と福祉の啓発にも力を入れています。






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