ダンは、長沼町内の某施設に住み着いた多頭野良のアタリが生んだ子で、過酷な環境から2024年8月に保護しました。
先に卒業したアッコとダン、リッコの3兄妹で、ダンとリッコは保護時から多飲多尿や体重減少等あり体調が悪く、急性腎不全を起こしていて、腎炎を疑い投薬と点滴治療をしていました。
治療を継続しながら経過観察をすることになり、保護時より元気はあるのですが、ステロイドの投薬を止めると元気・食欲の低下、体重減少等がみられ、免疫系の疾患の可能性も出てきたため大学病院で診察していただくことになりました。

大学病院での診断結果は、おそらくキサンチン尿症という珍しい遺伝疾患であることが分かりました。
左右の腎臓と尿管に結石のようなものが多数みられ、尿管が閉塞していることで腎臓が圧迫されて腎臓に負担がかかっている状態だそうで、両方の腎臓が腫れていて結石のようなものがみられるので早急に手術をしたほうが良いとの判断となり、腎臓から膀胱にかけてバイパスの管を通す手術をしていただきました。
術後は腎臓の数値も下がっていたのですが、再診時に再度腎臓の数値が上がってしまっていたので皮下点滴をしています。
今後は定期的にバイパスの洗浄と、尿の㏗コントロールをするための食事制限、投薬が必要になります。

保護時から治療続きのダン、現在は腎臓の数値が高いので皮下点滴は継続中ですが、すっかり元気になりました♪
性格は少し怖がりな面があり、人見知りしたりもしますが、馴れると喉を鳴らし控えめなスリスリをして甘えてきます♡
ハンデがあっても本猫は気にせず毎日走り回っておもちゃで遊んでいます♪

少し怖がりな面があるので、落ち着いた家族構成であまり変化のない家庭環境だとダンも安心できると思います♪
鳴き声が大きいので、飼育環境が整っている必要があります。

ぜひ精一杯今を楽しんでいるダンに会いにいらしてください♪

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ダンが飼い主募集になりました🐈

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