道東の厚岸町・浜中町の酪農や漁業を営んでいる地域では、常態的に野犬が住み着いている所があり、繁殖を繰り返し子犬が産まれ、関係する行政機関や愛護団体、ボランティアさんが対応に追われています。
2024年10月26日、厚岸町と浜中町が隣接する地域の牧場で母犬と9頭兄妹(オス2・メス7)が捕獲され、地元の獣医師の方が親子を一緒に預かりお世話してくださっていました。
母犬は多産系で毎年何頭もの子犬を出産していましたが、野犬問題は行政や愛護団体ボランティア、住民が協力しなければ解決していくのは困難です。
2024年11月12日、浜中町の有志の方が子犬たちを道央まで搬送してくださりそのうち4頭(オス1・メス3)を当会で引き取り、スタッフが自宅でお世話していました。(5頭は同日に犬のM基金さまが引き取られました。)
牧場から保護した時は推定1か月位で、ヨチヨチ歩きの頃から人の傍にいたので4頭とも人に良く馴れていて膝に乗ってくる甘えん坊でした♡
麦は賢く一番に状況を理解する子でそのためか少し繊細なところがありますが、神経が細いというわけではなくわんプロも負けてはいませんでした。
飼い主さまは、当会の卒業犬の飼い主さまで先代の子が亡くなり、また新しい家族をお迎えしたいと当会のホームページをいつも見ていて下さり、麦たち兄妹にご家族で面会にきてくださり、一頭一頭ふれあいながらそれぞれの性格や個性をご理解いただき、面会の前から気にかけてくれていた兄妹の中でも、気の優しい麦を家族にとお迎えくださいました🌸
新しいお名前は「こむぎちゃん」になるそうです♡