2025年3月27日、ポトフと名付けた高齢のミックス犬のメスを帯広保健所から引き取りました。
ポトフは、昨年2024年11月に音更町内で迷子で保護されましたが、飼い主のお迎えはありませんでした。
白内障で視力のないポトフが迷子になるのは考えづらく、右後脚の悪性腫瘍のあったことからもおそらく遺棄されたと思われます。
保健所収容中に、右後脚にあった大きな腫瘍(肥満細胞腫)は手術で摘出されましたが、全部は取り切れていないとの事でした。
また、引取り後の血液検査では貧血気味で、腎臓、肝臓の数値も悪く、また肝臓には転移があるためか数値が高くなっていましたので、肝臓の薬と貧血のサプリを一緒に飲み始めました。
そうした経緯から、混合ワクチンの接種は出来ませんが、避妊手術は腫瘍の摘出手術の時に行われています。
引き取り時は元気も食欲もありましたが、癌の影響なのか現在は食欲に波があり、食べてもらえるものを試行錯誤しながら与え介助しています。
ポトフは、愛くるしく穏やかな優しい子です。食欲があった当初は、人の気配をすぐに察知し、見えてるのかな?と思うほど正確に人に向かって駆け寄って来てくれました。
夜はスタッフが自宅に連れて帰り、日中は当会のスタッフの休憩室で過ごしています。
これからポトフの為にしてあげれることは限られているかも知れませんが、少しでも辛い思いをせず、ポトフにとって穏やかな日が1日でも長く続きますよう介護しています。
高齢で重篤な病気もありますが、病気を理解しお世話をしてくださる方との温かな出会いがあると幸いです。
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***当会での様子はレポートをご覧ください***
♦ 帯広保健所から引き取りしたポトフ🌸 2025.04.19
♢ 穏やかに過ごすポトフ🐕🌸 2025.04.29
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面会・譲渡については以下のページをご覧ください☆
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