多頭飼育放棄から保護され、人との距離をなかなか縮められずにいたチュム。
保護当初は威嚇や猫パンチがあり、両目の炎症も抱えていました。
右目はほぼ視力がなく、左目もわずかに見える程度。
それでも、スタッフが根気強く点眼を続け、少しずつ環境に慣れていきました。
人との関係は慎重ながらも、他の猫とは仲良く過ごし、撫でるとゴロゴロとのどを鳴らすようになりました。
また、短時間の抱っこもできるようになり、猫好きな先住猫のいるお家であれば、さらに心を開いてくれるのではと願っていました。
そしてこのたび、そんなチュムの個性をまるごと受け止めてくださる当会の卒業猫の飼い主様ご家族とのご縁が繋がりました。
チュムのペースを尊重し、ゆっくりと信頼を育んでくださる方です。
これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
チュムが安心して過ごせる日々を迎えられること、心より嬉しく思います。




























