家庭の事情で2019年7月に当会にやってきたラッキーは、2005年生まれが正しければ17歳でしたが、2月6日、虹の橋へと旅立ちました…。
大往生でした…。一昨年3月から預かりボランティアさんのお宅で愛情いっぱいに余生を過ごしていましたが、こんなに頑張っれたのも優しく明るい預りさんのお陰でした。
ラッキーの犬生で一番幸せな2年弱だったと思います。今まで何度も倒れ入退院を繰り返していましたが、自力で食事が出来なくなってしまいました。
立てなくなってからは甘えん坊に拍車がかかり、パパママが見えないと寂しくて呼んでいたそうです。今年のお正月は娘さんご家族も来て楽しい一時を過ごしました!たまに遊びにいらっしゃる娘さんやお孫さんのことが大好きでした。
亡くなった日も遊びに見えていて、大好きなご家族皆さまに見守られて静かに眠るように息を引き取ったそうです。
ラッキーの容態は、腎臓病の他に腸に腫瘍らしきものも見つかり肺への転移もありました…。
ラッキーが少しでも辛くないように手厚い看護と介護をしてくださった預りさんには本当に感謝しかありません。
いろいろ病気はありましたが、毎日楽しく過ごさせていただき幸せいっぱいで旅立てたことと思います。
かわいかったラッキー、天国で預りさんご家族を感謝いっぱいに見守ってくれてるでしょう…。
これまでラッキーにご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。
皆さまとラッキーの冥福をお祈りしたいと思います…。
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虹の橋へ旅立った子
しっぽの会で亡くなった子たちのメモリアルページです。
この子たちのことは生涯わすれません。
この子たちのことは生涯わすれません。
チコが2月1日に虹の橋へと旅立ちました…。
チコは、家庭の事情により2020年2月に当会にやってきた14歳のミックス犬のオスでした。
引取り時から高齢でしたので、体調が良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。
それでもお散歩に行けば、生きがいのように一生懸命歩くので、その姿には感心するばかりでした。
ですが、今年に入ってから徐々に食べなくなり、吐くこともあったので、入院し検査をしたところ肝臓の数値が高く、以前からあった胆のう粘液嚢腫も酷くなっていて、肝臓が起因する神経症状もありましたが、年齢と状況からも胆のうの切除手術は難しいとのことでした。
また、レントゲン検査では、変形性脊椎炎が認められ、立てないのはそれが原因のようでした。退院後も、肝臓の数値も変わらず高く、しばらくは皮下点滴を毎日することになり、肝臓と甲状腺の薬や痛み止めも服用していました。
そんなチコでしたので、スタッフが家に連れて帰りお世話をしていましたが、亡くなる前日あたりから全く食べることも水を飲むことも出来なくなりました。
2月1日の朝5時頃から何度も痙攣を起こし、1時間くらい昏睡状態となり、息を殺したような音をたてて静かに眠り、そのまま逝ってしまいました。
チコの最期はとても男らしかったそうです。
スタッフは、チコが年老いても、犬舎内を歩く時は回りの犬達が吠えて反応するので、若い頃はイケイケだったと思う、最後は少年のようなお顔になったチコに、いろんな話をしたことが最期の思い出となり、もう少し一緒にいたかったと話していました。
当会に来て2年の年月、新しい飼い主さんを見つけることが出来ず、チコごめんね。皆さまとチコの冥福をお祈りしたいと思います…。
ジーナ 1月30日、ジーナが虹の橋へと旅立ちました…。
ジーナは昨年の12月に岩見沢保健所から引き取りした推定6~8歳のメスの黒猫で、引き取り時の体重は2.5キロと幼齢猫の体重ほどしかありませんでした。
元の家にいた頃から便がゆるく、少しお腹に力を入れるとポタポタと漏れてしまうため、長らくケージで飼われていた子でした。
2年程前から症状があったそうですが、飼い主は病院に連れて行くことはなかったようです。
引き取り後、健康診断を行いましたが、目立った異常はなく、投薬と食事療法で改善されるか様子をみてみることになりました。
ですが、なかなか症状は改善はされず、ひどい血便になり、食べなくなってしまったので、入院し点滴を繋いで再度検査をしていただきました。
血液検査ではこれといった異常もなく、数回行ったエコー検査も下痢の原因になりそうな異常は見当たりませんでした。
ジーナの入院中に先生とご相談をし、大学病院で詳しく検査すれば原因が分かるかも知れないと藁にもすがる思いで診察予約を入れました。
どうか、ジーナの体力が持ってくれて、治療が出来ますように…そう願っていました。
大学病院診察の前日にかかりつけの病院を退院したジーナは、大きな声で鳴いていて、入院前よりも元気になっているように見えました。
ジーナに「明日検査だからね、治るかもしれないよ。」と声をかけていたのですが、その思いも届くことなく、翌朝に亡くなってしまいました。
ジーナ、治してあげられなくてごめんね…。
生まれ変わったら今度こそずっと一緒にいて大切にしてくれる人のところで幸せになってね。
皆さまとジーナの冥福を祈りたいと思います…。
2019年9月に迷子犬として保健所に収容されたベンジャミン。
見るからに高齢で、自宅から もしくはお散歩の途中で
逃げてしまう事は考えられにくく、遺棄されたのかもしれませんでした。
以下、ベンジャミンの訃報です。
ベンジャミンが12月18日(日)朝、虹の橋へと旅立ちました…。
ベンジャミンは、由仁保健所から引取りしたビーグルのオスで推定13~15歳でした。
一昨年2020年の大晦日の日から、預りボランティアさん宅で手厚い介護をしていただき、たくさん可愛がっていただきました。
預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ビーグルらしく食いしん坊だったベンちゃん。
最期までゴハンは食べてくれていました。
ただ、亡くなる前日の夜はいつもより食べず少し調子が悪いのかなと思ったそうです。
いつも一緒に寝てくれていた預りボランティアさんでしたが、朝方ベンちゃんがオシッコをしたのでオムツを替えて、再び休んで目覚めた時に声をかけた時にはベンちゃんはもう動かなかったそうです…。
最期は大好きな預りボランティアさんの横で、暖かいお布団の中で眠るように旅立っていきました。
預りさんのお家に行ってからの2年弱はベンちゃんの犬生で一番幸せな日々でした。
たくさん甘えて美味しいゴハンを食べてたくさん可愛がってもらってのんびりと過ごすことが出来て本当に嬉しかったと思います✨
以下、預かりボランティアさんからです。
12月18日朝、べんちゃんが虹の橋に旅立ちました。
べったりと寄り添って寝ているとき、静かに、そっと。
べんちゃんとの2年間は 、本当に心癒される日々の連続で、感謝しかありません。
ありがとうべんちゃん。
2020年の大晦日、一緒に室蘭に来る道中、ずっとウォーン ウォーンって鳴いていましたね。
おうちに着いてからは、おとなしくなりましたが、歯槽膿漏の奥歯を抜いて、お口がとってもくっちゃーいワンコ。
おめめも目やにが出ていて、かわいそうなワンコでした。
が、それから3ヶ月、オシッコの時間、💩の時間、寝る時間、記録を取って、理解を深め、お互いになくてはならないパートナーになりました。
毛艶も良くなり、お顔もどんどん可愛くなり、しっぽも会に行く度に褒められて、嬉しかったです。
2022年になってから、少しずつ体重が減り、後ろ足も弱って来て、自力で立てなくなったので、しっぽの会から車イスをお借りしました。
すると、嬉しそうに、朝、昼、晩、おうちの中で、合計1000歩、べんちゃんにしたら2000歩歩いていました。
ご飯も1日4食、もりもりと食べる。けれど痩せる。
10月頃からは車イスでも、後ろ足は動かなくなりました。
ごはんの時に、車イスに乗せて起きて食べるのが精一杯。
それでも4食、もりもり。
旅立つ前日も、少ししか口に入らないけれど自力で食べようとしていました。
食いしん坊のべんちゃん。
おなか空いたよ~と、オシッコと💩を教えてくれるべんちゃんの声。
温もり、肉球。見えないのにじっと見つめる目。忘れません。
ありがとうべんちゃん。
預かりボランティアさん、手厚い介護に溢れんばかりの愛情をかけてくださり、本当にありがとうございました!
皆さまとベンジャミンの冥福を祈りたいと思います…。
今までありがとう!シシャモが虹の橋へと旅立ちました…。
シシャモは2019年の8月に、中標津保健所から引き取りをした多頭飼育放棄された推定8歳から10歳の女の子でした。
撫でられるのは大好きでしたが、爪切りや点眼などのケア面の際は激しく抵抗する子でした。
去年くらいからは心雑音があったり、腎臓の数値が悪くご飯を食べなかったりとしたので、入退院を繰り返す日々でした。
退院しても点滴は会で続けなければいけなかったのですが、まだ当時は暴れる元気があった為、スタッフ2人がかりで四苦八苦しながら行っていました。
イヤイヤと暴れてお口が飛んでくることもありましたが、点滴が終わった直後から機嫌が治り、ゴロゴロ、スリスリしてくれるところが可愛い子でした。
体調が悪くなると、ゴハンを食べてくれず入院になるのですが、病院でのゴハンが気に入っていたようで、それからは同じものを主食にして点滴も毎日行なっていました。
それでもやはり、腎臓は少しづつ悪くなり、腎不全からくる貧血も進行していた為、点滴の時に暴れる体力もなくなっていました。
ご飯は食べる量は多くはないですが、亡くなる2日前くらいまでは食べてくれていました。
最期はスタッフみんなに囲まれて最期の時を迎えることが出来ました。
シシャモがされると嫌なことをすると全力拒否するけれど甘えん坊なところや抱っこしたら爪を立ててへばりついてくるところも大好きでした。
シシャモ、出会えて良かったよ。今までありがとう!!
偉かったね!良くがんばったね。
今度生まれ変わる時は幸せな家庭猫でお家で長生きしてね。
皆さまとシシャモの冥福をお祈りしたいと思います…。
10月17日(月)、ビスタが虹の橋へと旅立ちました…。
ビスタは、7月22日に空知総合振興局管内の犬の多頭飼育崩壊の現場から保護した推定10~12歳のオスでした。
引取り時に後右足に黒い大きな塊があり腫瘍と思われました。
いつ出来たかは飼い主も分からず、各関係者による犬の引取りが始まり、頭数が少なくなったことで目が届き発見できた…そんな状況でした。
ビスタは、保護後は病院、病院の毎日でしたので、もっと早く保護ができていたら、、と悔やまれました。
引取り後、腫瘍の切除を行いましたが、病理検査の結果は血管肉腫で悪性でした。
非常に大型で浸潤性を示す悪性度の高い腫瘍の為、今後の経過には注意が必要とのこと転移も疑われました。
レントゲンでは肺などへの転移は見受けられませんが、足に数カ所腫瘍のような固まりがあったため、詳しく検査をするため9月に入り大学病院を受診することになりました。
レントゲン・CT検査の結果、肺や他の臓器などへの転移は見られませんでしたが、足付近のボコボコは切除部横や鼠径部、お腹の辺りの触診でわかるところ以外にもお腹の奥、臀部、反対の足の大腿部にも腫瘍のようなものが出来ていて、同じ血管肉腫の可能性が高いとのことでした。
できている場所や個数をみても断脚・切除などは考えられませんが、肺への転移が見られないので、抗がん剤治療で進行の緩和をすることになりましたが、腫瘍は稀な癌であるリンパ管肉腫かもしれないとのこと。
9月から抗がん剤の治療が始まりましたが、血液検査の結果、抗がん剤が効いておらず、腫瘍が大きくなって貧血が酷くなっていて、血小板も少なく血が止まりにくくなっていました。
そうしたことから、ビスタの体力も考え、まずはステロイドを投与し、状態を上げてから再度抗がん剤治療に入ることになりましたが、体力は無くなっていくばかりで、食欲もなくなっていました。
ビスタを蝕んでいた癌の進行は早く、治療も追い付きませんでした…。
亡くなった当日は大学病院の受診日でした。
朝、ゴハンは食べてくれず、立っているのが辛そうではありましたが、お外に出て自力でオシッコをして病院に向かいました。
病院でも立っていられないようなのでずっと抱っこしてましたが、体温と血圧が下がりとても危険な状態となり、病院で直ぐに体を温め点滴を繋いでくれました。
ですが、体温は少し上がってきたものの容態はどんどん悪くなりとうとう力尽きてしまいました。
最後の最後まで穏やかな、良い子の可愛いビスタでした。
ビスタも適正飼育をしてもらっていたらこんなに辛い思いもせず、病気も早期発見ができ治っていたかも知れません。
治らなかったにしてもお家で手厚い看護をしてもらい、幸せな最期を迎えられたと思います。
人は好きで甘えん坊だったビスタに新しいお家を見つけてあげる事ができませんでした。
ビスタのような子を増やさない為には、飼い主は適正飼育できる数に止め、そのためには不妊手術を施すことが必要でした。
ビスタ、短い時間だったけど、ビスタに会えて幸せでした。
どうか安らかに眠ってください…。
皆さまとビスタの冥福を心よりお祈りしたいと思います…。
エルマが8月19日(金)14時頃、虹の橋へと旅立ちました…。
年齢は推定13~15歳でしっぽにいるたった一匹のサビ猫でした。
エルマは、2017年5月、釧路市喜多町で保護され保健所に収容となり、行き場がなくしっぽで引き取りしました。
当初は人馴れしておらず、触ると威嚇してくることもありました。
臆病なところもあり、新しい環境への適応が出来ず怖かったのだと思います。
その後は少しずつしっぽの生活にも慣れ、日中出ている個室部屋では、一緒に出ている他の猫達とも仲良く寛いで過ごすようになりました。
朝食後は、個室部屋に出る時間が近づくと「早く出して!」と鳴いて催促するようになり、部屋へ連れて行くときも、抱っこが出来るようになっていました。
また、撫でると「もっと撫でて」と撫でられる事がとても好きな子でした。
そんなエルマでしたが、今年2月に食欲がなくなり猫風邪の症状もあり免疫力も下がっているようなので入院し血液検査を行ったところ腎不全が判明しました。
発病した始めの頃は、食欲もまだあり個室部屋に出ても元気にしていましたが、腎臓病は回復が難しく徐々に悪化していき、この数ヶ月は嘔吐し食欲もなく、元気がなくなる事が度々おき、その都度病院に入院、食欲が戻ると退院の繰り返しでした。
病気の影響で貧血も酷く造血剤を打つことが続きました。
6月には、肺に炎症もおきその後も入退院が続きました。
8月2日には呼吸が苦しそうになり再び入院、病院では点滴を繋ぎながら酸素室に入りました。
翌日退院にはなりましたが、少しでもエルマが楽になるようにとしっぽでも酸素室に入れました。
亡くなる10日程前からは開口呼吸となり、ご飯もほとんど食べなくなり苦しそうで、とうとう力尽き8月19日に息を引き取りました。
エルマが亡くなる少し前、朝いつものように、他の猫達と個室部屋に出ていた時に、部屋の掃除をしていると、エルマが近寄って来て離れませんでした。
「今、掃除中だからね」と少しだけ頭を撫でエルマから離れると、また近寄って体をピタリとつけてくるのです。
以前から近寄ってくる事はありましたが、この日はすごく甘えてきて様子がいつもと違っていました。
それから程なくして、病気が悪化、再度入院となり、その後は退院しても個室部屋に出て他の猫達と一緒に過ごす事は出来なくなりました。
あの時エルマは何か伝えたかったのか、それとも最期を感じての事だったのか、それはわかりません。
ですが、あの時のエルマとの時間は、忘れる事ができないかけがえのない時間でした。
この5年間のエルマとの日々が、ふとした瞬間によみがえり、悲しみが溢れてきます。
エルちゃん、苦しくて辛かったね。よく頑張ったね。
エルマのことは忘れないよ。
皆様とエルマの冥福をお祈りしたいと思います…。
8月12日(金)、空知管内の多頭飼育現場から引き取りしたピノの子のシンくんが虹の橋へと旅立ちました…。
母犬ピノは、7月22日に11頭の犬を引き取ったうちの1頭で、飼育されていた犬たちは不妊手術されておらず、ピノは既に妊娠していました。
そして引取り翌日には4頭の子犬(メス1・オス3)を出産しました。
当会で引き取りしたメス15頭のうち、お産を経験していると思われるメス犬たちの半数は、子宮内膜症や子宮蓄膿症になっていて、中には極度の貧血で輸血をしたメス犬もいました。
ポルテと名付けた8~10歳位のメスも7月28日に1頭の出産を確認しましたが死産でした。
ピノは健気な優しいお母さんで、一生懸命に甲斐甲斐しく子育てをしていましたが、シンは、もともと他の兄妹より体も小さくスタッフが授乳を行っていました。
亡くなる前日の7月21日の朝に1頭だけ母犬のピノや兄妹達と離れた場所にいて、ずっと鳴いているので様子がおかしいと病院を受診しました。
診察中はリラックスしていて、抱っこするとウトウトし、体温も血糖値も正常値でしたので安堵したのですが、残念ながら次の日の午前に亡くなってしまいました…。
シンも無事に育ち幸せな家庭犬にしてあげたかったです。
シン、命を繋いであげれなくてごめんね…。
来世では幸せなワンコになって生まれて来てね。
皆さまとシンくんの冥福を祈りたいと思います…。
8月9日(火)、ハルマが虹の橋へと旅立ちました…。
ハルマは、2019年4月に赤平市からレスキュー白キジの推定6歳のオスで、地元の保護主さんの自宅そばの物置でハルト兄弟と面倒をみていただいていました。
赤平市は炭鉱が閉山になり、引っ越しで猫が捨てられることが常態化し、ハルマとハルト兄弟は、誰かに飼われた経験はなさそうで、捨てられた猫の末裔と思われました。
なかなか慣れてくれないこともあって、同年の11月から最期まで過ごした預かりボランティアさんにハルトと一緒に預かっていただいていました。
引き取り当初から猫風邪症状がありましたが、1年程前から鼻蓄膿症の治療に専念してきましたが、亡くなる3日前から酷い鼻水の他にふらつきや身体に力が入らないなど明らかに別に問題が起こっているような状態になりました。
かかりつけの動物病院に入院し、詳しく調べていただいたところ、蓄膿症の膿が脳にまで広がり癲癇の様な発作を起こすまで悪化していて、痙攣発作を何度も繰り返したそうです。
そして、9日14時過ぎに脳死状態から呼吸停止になり亡くなってしまいました…。
数日前まで鼻はグスグスしながらも元気だったハルマがこんなことになってしまうとは本当に信じられない思いです。
預かりボランティアさんがハルマを預かってくださった当初は、ハルマは全く人馴れはしていませんでしたが、抱っこも出来るようになり、1日2回の投薬や目薬も大人しくさせてくれるようになっていて、我慢強い健気な子でした。
また、保護した子猫の面倒も良く看てくれた優しい子でした。
家族を見つけて家庭猫にしてあげられなかったことが非常に残念です。
生前、ハルマを預かっていただいた方々や関わっていただいた方々、応援してくださった方々に心から感謝致します。
預かりボランティアさん、これまで本当にありがとうございました!
兄弟のハルトにはハルマの分まで幸せになって欲しいです。
皆さまとハルマの冥福をお祈りしたいと思います…。
8月8日(月)、午前5時半頃、土佐犬のメスのシンディが虹の橋へと旅立ちました…。
2015年7月10生まれとも分かっていたので、7歳1か月の若さで逝ってしまいました…。
シンディは、昨年2021年9月9日に小樽保健所より引取りしたメスの土佐犬で、土佐犬であることが所以で行き場を失っていました。
元々の飼い主が商売を辞め、シンディを友人宅に置いて自国に還ってしまったそうで、飼い主はあまりに愛情がなく無責任すぎます。
繁殖に使われ、大人しいことから「咬まれ犬」として使われていたとのこと…シンディの犬生はあまりに過酷でした。
引取り時は、体重は48キロと土佐犬にしては削瘦していて筋肉もなく、下痢や軟便を繰り返して体調も整わず薬を服用する日々で、今年3月になって右目の下が腫れているので病理検査をしたところ悪性黒色腫(メラノーマ)と判り、3月30日に専門的な治療を受けるために北海道大学を受診しました。
北大で、対症療法や抗がん剤治療をしていくことになり、年齢も若いので進行も早く1年もつかどうかとの診断結果で、放射線治療をし肺の転移は治験薬を使ってみることになりましたが、あくまで緩和治療でしかありませんでした。
3日続けて放射線治療をし、その後、治験薬を2週間に1回打つことになりましたが、5月の3回目の治療でアレルギー反応が出て治療は中止せざるを得なくなり、緩和治療のみを行うことにしました。
鼻血も止まらなくなり、癌細胞が広がっていて出血は鼻の奥の腫瘍からと思われ止血剤を飲んだりしましたが、癌はリンパ節や新たな箇所にも転移が見られ残念ながら確実に癌が進行していました。
右頬にできた腫瘍のため、鼻から血まじりの膿が常に出ている状態で、口呼吸しかできず、息がすぐに苦しくなって体勢を変えなければゆっくり眠れなくなっていました。
しばらく前からご飯を食べたり食べなかったりを繰り返し、数日前から食べたものを戻すようになったため、亡くなる前の日に吐き気止めを打ってもらったばかりでした。
亡くなった日の早朝、たまたま出勤していたスタッフが声をかけたあと、しばらくして自力で事務所内の小部屋まで移動し、そこで亡くなってしまいました。
シンディは、お散歩から帰って部屋に入れると撫でてもらいたそうに、じっとそばにたたずんでいるような、とても穏やかで懐こい性格の子でした。
ボランティアさんたちにもとても可愛がってもらって、お散歩に連れ出してもらい、長い時間、日なたぼっこを楽しんでいました。
当会で暮らした10か月余りの日々は、スタッフやボランティアさんに見守られて過ごした、シンディにとって心穏やかなものであったと願っています。
やさしいシンディ、大好きだよ。どうか安らかに。
今度は最初から幸せなワンコに生まれてくるんだよ。
皆さまとシンディの冥福を祈りたいと思います…。