しっぽの会初写真集 しっぽの詩
人間と関わりを持ち、いつも身近に寄り添ってくれる犬猫たちですが、日本では年間31万匹もの犬猫が、捨てられて致死処分されています。 犬猫は出会った人により、その運命が左右されてしまう受身の存在です。 しっぽの会の犬猫は、運よく命を繋ぐことが出来たほんの一握りに過ぎません。 捨てられてもなお人間を信じ、逞しく生きている当会の犬猫の、愛くるしい表情や瞳の輝きを通じて、無条件の愛や優しさなどが、少しでも皆さまの心に届いて欲しいと 願っています。 |
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写真集に登場する35匹の犬猫は、それぞれ保護した場所や状況が異なりますが、みな人間に翻弄されてきたと言わざるを得ません。 飼い主に見捨てられ、虐待を受けた悲しい過去を背負っていてさえも、健気で純粋で一生懸命に生きています。 貰われて幸せになった子もいれば、新しい飼い主を待ち続けている子もいます。 写真集の犬猫の笑顔から、この子たちの想いが届いてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
※しっぽの会初の写真集の犬猫の写真は、さっぽろ円山動物園でもお馴染みのしっぽの会ボランティアカメラマン スチュワート・チゾム氏が撮影してくださいました。 犬猫の淋しげな瞳の奥に隠された生きる逞しさ、生き生きとした輝きに満ちた写真にメッセージを添えて、しっぽの会が心を込めて製作しました。 ※写真集の売り上げは、しっぽの会の犬猫の飼育費や医療費などの他、動物愛護の啓蒙活動に使わせていただきます。 |