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■札幌市秋元市長に答申書の手交式が行われました■2017.02.03

札幌市動物愛護管理推進協議会では、平成28年6月から平成28年12月まで4回の会議を開催し、
諮問事項である「札幌市動物愛護管理推進計画(骨子案)」と
「動物管理センターの機能強化」について協議してきました。

その協議結果が答申書として取りまとめられ、
平成29年2月3日(金)、札幌市役所で動物愛護管理推進協議会が札幌市秋元克弘市長に
推進計画の策定や動物管理センターの機能強化についての答申書を提出しました。


【答申書】札幌市動物愛護管理推進協議会答申書(平成29年2月3日手交)(PDF:984KB)






<右:秋元克広札幌市長と推進協議会委員長高橋徹先生>

札幌市は平成27年5月、「人と動物が共生する社会の実現」を目標に、
基本的な考え方や取り組みの方向性を示す「札幌市動物愛護管理基本構想」を策定、
目標実現に向けた取り組みの第一歩として、
平成28年3月に全国で初めて「動物の福祉の向上」を掲げる
「札幌市動物の愛護及び管理に関する条例」を公布、
行政(市)、市民、動物取扱業者および動物関係団体の役割と遵守事項や
それぞれが協働することを定めました。

そして「札幌市動物愛護及び管理に関する条例」は昨年10月1日に施行となり、
札幌市は「人と動物が幸せに暮らせるまち・さっぽろ」の実現に向けて歩み始めました。

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<札幌市動物愛護管理推進協議会とは>
札幌市動物の愛護及び管理に関する条例第28条に基づき、
札幌市長の諮問に応じ、動物の愛護及び管理に関する重要事項を
調査審議するための附属機関として組織されました。

初年度の昨年は、札幌市動物愛護管理推進計画の策定と
動物管理センターの機能の強化の2つの付議事項について、
昨年6月以降、委員である獣医師、教育研究機関、動物愛護団体、動物関係事業者、
施設デザインの専門家、市民公募委員が4回に亘って、
それぞれの立場・経験に基づいて意見交換を行い協議を進めてきました。

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<左から菅委員、秋元市長、高橋委員長、上杉委員、菊地委員>

札幌市動物愛護管理推進協議会の委員からは、動物愛護センターの新設に対する強い要望と
施策や具体的な取組等の計画内容について様々な意見が寄せられました。

そして諮問事項に関する協議会での意見を整理し答申書として、
委員長の(一社)北海道獣医師会会長高橋徹先生が代表して提出いたしました。

秋元克広札幌市長からは、
ペットは家族の一員だと言った認識や骨子案を施策に活かせるよう
十分に検討してくださる旨のお話がありました。

札幌市が答申書を基に、
「人と動物が幸せに暮らせるまち・さっぽろ」の目標の実現に向けて、
3つの基本施策である「動物愛護精神の涵養」、「動物の適正管理の推進」、
「動物の福祉向上」を推し進めてくださることを期待しています。

また、現在の札幌市動物管理センターは2か所に業務が分散していますが、
これを、1か所に集約させて、誰もが利用しやすい動物愛護センターへの新設を求めることも
答申書には盛り込まれています。

この背景には、当会が平成27年6月29日、
「札幌市動物愛護センター新設に関する陳情」を札幌市議会に提出させていただき、
平成28年2月23日に市議会において全会一致で採択されたこと、
皆さまからいただいた60,591名のご署名が大きな力になったことは言うまでもありません。


子どもから高齢者まで、市民や誰もが気軽に訪れ交流できる
市民に開かれた動物愛護と福祉の拠点施設となるような施設が出来ることを期待しています。


高橋徹先生初め委員の皆さま本当にお疲れまでした!



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