チョコは、2024年2月7日に千歳市内の多頭飼育案件で引き取りした推定8~10歳のミニチュアダックスの女の子でした。
引き取り時は、乳腺腫瘍と思われる小さな腫瘍が多数あり、避妊手術の際に切除手術も行い経過を観察していました。
その後、首にも腫瘍があったので二度に亘って手術をしましたが、首の腫瘍は血管腫でお尻は脂肪腫でした。
また歯石も酷く、劣悪な環境下で何のお世話もされていなかったことを思うと不憫で切ない思いがしました。
当初は、人に対して恐怖心があり逃げたりしていましたが、スタッフやボランティアさんとも関わることでしっぽを振ってくれたり、人に寄って来たり、散歩出来るようになってきて社会性を学んでいました。
大きな手術も無事に乗り越え、これからチョコの新しい生活への1歩を踏み出した矢先の7月頃から体調が優れなく下痢や嘔吐が続いたため検査をしました。
検査の結果【胆泥症】でした。
しばらくの間は当会で薬を飲ませ様子を見ていましたが、水下痢や嘔吐が続いたため入院しました。
血液検査では膵臓の数値も高く膵炎にもなってました。
チョコが亡くなったと入院先の病院から連絡が入りました。
亡くなる前日もご飯はしっかり食べていたり、下痢も少し収まっていた様子でしたが、胆嚢が破裂したことが死因だったようです。
あまりの急な出来事にショックで言葉を失いました…。
入院中もチョコに会いに来てくださった方も大勢いらして、退院したら会っていただきたいとスタッフで話していた矢先の出来事でした。
食べることが大好きで、ご飯の時間が近づくとワンワン吠えて「早く頂戴♪」と小さくジャンプをする姿や、お散歩中も楽しそうに飛び跳ねる姿はとても可愛くて鮮明に思い出します。
ずっとのお家を見つけてあげれなくてごめんね。
今までありがとう!皆様とチョコの冥福をお祈りしたいと思います…。