2023年11月
<足長新顔さん>
11月の足長基金対象の新顔はの子はいませんでした。
<嬉しいお知らせ>
11月足長組を卒業したのは猫エイズ感染症キャリアのココアと
高齢犬でハンデもある多頭飼育崩壊現場から引き取りしたジープとセラです。
ご理解ある飼い主さまがお迎えくださいました。本当にありがとうございました!
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ココア ♂ 4~6歳 オホーツク総合振興局より引取り
ココアがしっぽを卒業しました!ココアは4年前の12月、オホーツク総合振興局から引取りした推定4~6歳の男の子です。性格は花丸な子で、点眼等のケアもさせてくれますし、とにかく良い子なのですが、なかなか出会いがなく、今年のしっぽでの生活が4年目に入ろうとしていました。迎え主様は事前に見学にお越しになっていて、10月の譲渡会でココアのお迎えを希望してくださいました。猫エイズ陽性の子は人に慣れていてもなかなかお声がかからない事が多いのでとても嬉しかったです♥名前は変わらずココアくんだそうです。これからはお家でのんびりストレスなく過ごしてね。迎え主様、お迎えくださりありがとうございました!
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ジープ ♂ 9~11歳 空知管内多頭飼育現場より引取り
ジープがしっぽを卒業しました!ジープは、昨年7月に空知管内の多頭飼育崩壊の現場から引き取りをした推定9~11才のシニアの男の子です!とても優しくおっとりした性格で、同郷のワンコとも仲良く遊べ、慣れたスタッフにはしっぽフリフリで甘えてくれました。独特の走り方がとっても可愛らしく、スタッフのアイドル的存在でした。ですが、知らない人には怖くて震えてしまい、当会に来る前までは一度も外に出たことがく散歩も得意ではありませんでした。迎え主様は、長年、毎週のように犬のお散歩に来てくださっているボランティアさんで、ジープのようなシニアだったり、ハンデを抱えている子が気になられ、以前にも当会の子を迎えてくださっています。この先、介護になっても安心してジープをお任せできますし、日中はお母様がお家におられるのでジープも寂しくないですね!ジープが1日でも早く心を開いて、ご家族と穏やかに楽しく過せますように。ジープをよろしくお願いいたします。
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セラ ♀ 11~13歳 空知管内多頭飼育現場より引取り
セラがしっぽを卒業しました!セラもジープと同じく昨年7月に、空知管内の多頭飼育崩壊の現場から引き取りをした推定11~13歳の女の子です。引き取り時から右目は白内障で左目は萎縮していたり、足の運びが悪かったりとハンデの多い子でしたが、性格は穏やかでどこを触っても怒ることなくとても良い子で、お散歩もトテトテと歩く姿がとても可愛らしい癒し系女の子でした。沢山の同郷の子の卒業を見届けて1年。そんなセラにも温かな家族が出来ました。迎え主様は、「セラがしっぽに来て1年」のしっぽレポートをご覧になられ、ずっと気にかけ、是非うちの子にとお声をかけてくださいました!新しいお名前は【サラ】ちゃんになるそうです。セラ改めサラちゃんをよろしくお願いします。お迎えくださりありがとうございました。
<悲しいお知らせ>
残念ながら亡くなったのは高齢猫のダミアンです。
最期は、終生預かりボランティアさんが大切にお世話くださりわが子としてお迎えくださいました。
心より感謝申し上げます。
皆さまとダミアンの冥福をお祈りしたいと思います。
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ダミアン ♂ 13~15歳 札幌市動物管理センター
11月25日(土)夜、ダミアンが虹の橋へと旅立ちました…。
ダミアンは2020年4月に札幌市動物管理センターから引き取りした現在13~15歳のオスでした。
元々、ダミアンは、保護当初より呼吸が苦しそうで、先天性の横隔膜ヘルニアでした。
また、先天性のものなのか骨が弱く、少し高い所から飛び降りただけで骨折をしまい、免疫力もないため体調を崩す事が多い子でした。
終生預かりボランティアさんは、高齢にもなり体調も優れないなか頑張るダミアンに、たくさん抱っこをして余生を静かに穏やかに過ごさせてあげたいと仰り、11月19日(日)に看取りでご自宅に連れて行ってくださいました。
そして、その後、わが子としてお迎えしたいとお申し出くださり、ダミアンは我が子になりました。
肝臓腫瘍で、末期の病状だったにも関わらず、迎え主さんが大好きで、終始膝の上にいてゴロゴロと甘えていたダミアン。
大大好きな気持ちが病気の苦しみを乗り越えさせてくれているようでした。
迎え主さんが大好きで、赤い糸で結ばれていたのかも知れません。
終生預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さまとダミアンの冥福をお祈りしたいと思います。