2022年6月太賀(たいが)は、多頭飼育放棄で岩見沢保健所に収容されましたが、長らく食事は与えられていなかったようで、一緒に保護された4頭とも骨と皮状態でした。収容直後は衰弱していたため、回復治療のために通院し点滴等治療していましたが、その後、立ち上がることは出来なくなり、大学病院で詳しく検査をしたところ、ボルナウイルスが陽性でした。脊髄の炎症はボルナウイルスが原因と思われます。現在は大分歩けるようになってきて、階段の登り降りも出来るほど元気になって来ましたが、薬を服用していて今後もケアや通院が必要な状況です。性格はとっても人が好きで甘えん坊さんです♡撫でてもらうのも好きでおしゃべりもします。ご理解頂ける方に終生預かりいただけると幸いです。
2025年9月
<終生預かりボランティアさん募集の犬猫紹介>
2025年9月末時点で預かりボランティアさんを募集しているのは、犬はマーチ、渚、梅の3頭、猫はツミレ、鯉太郎、ルーク、太賀の4頭の計7頭です。
毎日のケアが欠かせないハンデのある子たちですが、毎日を精一杯生きています。
当会の施設とは違う家庭環境で、家族としてお迎え入れしていただける終生預かりボランティアさんを募集しています。
医療費やフード、その他かかる費用は全てしっぽの会で負担させていただき、当会の担当スタッフが全面的にサポートさせていただきます。ご理解いただけると幸いです。
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梅 ♀ 推定13歳 しっぽの会引取り預かり
2022年04月、家庭の事情で新しい飼い主を探すことになった梅。その後、2022年12月に新たな出会いがあり、お迎えいただきましたが、数週間の間に飼い主さんを数回咬んでしまい、そのまま飼育を継続するのは困難と当会に戻ってきました。その後の経過を観察いたしましたので、再び新しい飼い主を募集することにいたしました。
しっかりと信頼関係ができたスタッフには無闇に怒るような子ではありません。柴犬の女の子ということもあり、神経質で和犬の気質が強いですが、信頼関係がしっかりと出来た人にはしっぽブンブンで喜び、お散歩をとても楽しみにし、お座りや待てアイコンタクトをとり、シャンプーや抱っこ、口輪もすんなりさせてくれる子です。アレルギー性皮膚炎のため、療法食とサプリを服用して様子を見ていて、今後も定期的なシャンプーも必要です。高齢になった梅ですが、梅のペースで程よい距離感で向き合ってくださる方、和犬の気質をしっかりとご理解頂ける方に終生預かりいただけると幸いです。 -
ルーク ♂ 2025年7月推定11-13歳 しっぽの会引取り預かり
野良猫として保護され、新しい飼い主さんを探すことになったルーク。会に来た当初は緊張していたせいもあり威嚇がありましたが、今ではすっかり甘えん坊さんになり撫でられることが大好きです。他の猫とも仲良くでき、自ら人にも猫にもスリスリ寄って行く可愛らしいです。慢性口内炎で口が痛くなり、ご飯が食べられなくなることがあるので、定期的な治療が必要になります。今は毎日飲み薬を飲んでご飯を食べれています。ご理解頂ける方に終生預かりいただけると幸いです。 -
太賀 ♂ 推定7-9歳 岩見沢保健所
<終生預かりボランティアさんのお宅で暮らしている犬猫たち>
猫白血病と猫エイズ感染症のダブルキャリア、ヨモギとローズの仲良し2頭を、終生預かりボタンティアさんが同時に、また、アズキも当会の卒業猫の飼い主様が終生預かりでサポートくださることになりました。
終生預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。どうぞよろしくお願いいたします!
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ヨモギ ♀ 推定10-13歳 しっぽの会引取り預かり
ヨモギは2~3年ほど外で餌付けされていた野良の子で、保護主さんの依頼で2017年より飼い主を探す事になりました。
当初は、人にも環境にも慣れませんでしたが、当会の環境には慣れ寛ぐ様子も見られていました。
猫白血病キャリアなので、あまりストレスを与えない環境でのんびり生活してほしいと願っていましたが、同じ猫白血病キャリアのローズと終生預かりでお迎えいただけることになりました。
終生預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 -
ローズ ♀ 推定5-7歳 しっぽの会引取り預かり
ローズは、2022年12月に保護された元野良猫で、空き家の横のテントで元住人からご飯をもらって暮らしていましたが、子育て中に子猫と一緒に保護主さんに保護されました。元々野良猫だったのかはわかりませんが、保護時は、人には慣れていなくシャーっと怒ることがあり、触ろうとすると一目散に逃げていました。食欲旺盛でとても食いしん坊のローズ。猫白血病キャリアなので、あまりストレスを与えない環境でのんびり生活してほしいと願っていましたが、同じ猫白血病キャリアのヨモギと終生預かりでお迎えいただけることになりました。
終生預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 -
アズキ ♀ 推定12-14歳 長沼町多頭飼育野良
アズキは、2021年11月に長沼町の多頭飼育野良現場から保護した女の子で、長沼町の餌やりの多頭野良の過酷な現場から保護し、当会で新しい飼い主を探すことになりました。人に馴れていて触らせてくれたり、触ると嬉しそうにスリスリし、大人しく抱っこもさせてくれたり癒し系で穏やかな可愛い子です。慢性腎不全、高血圧症で毎日皮下点滴と投薬治療を行なう日々で、また、高血圧で網膜剥離をおこしてしまい、目は見えていません。そんなアズキを当会の卒業猫がいらっしゃるボランティアさんが、終生預かりボランティアとしてお迎え、サポートしてくださることになりました。終生預かりボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
































