2023年3月
<終生預かりボランティアさん募集の犬猫紹介>
2023年3月末時点で預かりボランティアさんを募集しているのは、犬はスモーキー、マーチ、ロク、太鳳の4頭です。猫はヨモギ、ノエル、ダミアン、秋子、ローズの5頭で、シロとハッチは、終生預かりボランティアさんの元で家族として暮らしています。
毎日のケアが欠かせないハンデのある子たちですが、毎日を精一杯生きています。
当会の施設とは違う家庭環境で、家族としてお迎え入れしていただける終生預かりボランティアさんを募集しています。
医療費やフード、その他かかる費用は全てしっぽの会で負担させていただき、当会の担当スタッフが全面的にサポートさせていただきます。ご理解いただけると幸いです。
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ローズ ♀ 推定3-5歳 しっぽの会引取り預かり
空き家にあった家の横のテントで元住人からご飯をもらって暮らしていたローズ。
子育て中に子猫と一緒に栗山町の保護主さんに保護されました。
ローズは、猫エイズと猫白血病のダブルキャリアでした。どちらも陽性の子はローズとヨモギの2頭ですので同室で過ごしています。
ストレスのない家庭環境で過ごせると幸いです。 -
秋子 ♀ 推定13-15歳 岩見沢保健所
三笠市で多頭飼育され放棄された12頭のうちの1頭の秋子。
引取り当初は、元々野良だったと思われ、ケージの隅に隠れシャーシャーと警戒していましたが、徐々に慣れてきました。
高齢になりましたし、当会での暮らしも長くなりましたので、終生預かりで温かなご家庭で過ごせると幸いです。 -
太鳳 ♂ 推定11-13歳 江差保健所
高齢の飼い主に放棄され江差保健所に収容された太鳳。
とても人懐こく甘えん坊で人に撫でられていると安心し大人しくなります。
お散歩も大好きで力はありますが、引っ張るわけではないのでお散歩もしやすいです。
高齢になりましたし、当会での暮らしも長くなりましたので、終生預かりで温かなご家庭で過ごせると幸いです。 -
ロク ♂ 推定16歳 しっぽの会引取り預かり
家庭の事情で新しい飼い主さんを探すことになったロク。
引き取り後、かかりつけの病院で健康診断をした結果、慢性腎不全とのことでした。
吐いたり、食べなかったこともあったので入院しましたが、現在は退院して皮下点滴をして様子を見ています。
高齢なこともあり、今後もケアが必要な子ではありますが、終生預かりで温かなご家庭で過ごせると幸いです。 -
マーチ ♀ 推定8-10歳 空知総合振興局管内
マーチは、2022年7月に空知管内の多頭飼育現場から引取りした推定8~10歳の女の子です。
引き取り当初からあまり食べてくれず、かかりつけの病院で検査をしたところ重度の貧血で、輸血や投薬治療を行いました。
ですが、貧血の数値がすぐに下ってしまうので、大学病院で骨髄検査したところ非再生性免疫介在性貧血ではとの診断でした…。
ケアは必要ですが、終生預かりで温かなご家庭で過ごせると幸いです。 -
スモーキー ♂ 2022年4月時点で推定14-16歳 静内保健所
2020年5月19日に迷子で保健所に収容され、保健所では噛むなど威嚇が激しく、一般譲渡は難しいため当会で引き取りしました。
現在は、あまりベタベタ触られることは苦手そうですが、お散歩が大好きで人が部屋に入るとしっぽを振って喜んでくれます♪
高齢ですので、最後は家族の一員として穏やかに安心して過ごせるよう終生預かりボランティアさんを募集しています。 -
ヨモギ ♀ 2022年5月時点で推定4-6歳 しっぽの会引取り預かり
ヨモギは2~3年ほど外で餌付けされていた野良の子で、保護主の依頼で飼い主を探す事になりました。
引き取り後の感染症検査で猫エイズと猫白血病のどちらも陽性の反応が出てしまい、出会いがないまま5年の月日が流れました。
当会では、同じ感染症同士か感染症が陰性の子同士を同室にしたり遊ばせたりしています。猫エイズと猫白血病のどちらも陽性の子はヨモギとローズの2頭で同室で過ごしています。
人や猫同士以外には感染しませんので、そんなヨモギを終生預かってくださる終生預かりボランティアさんを募集しています。 -
ダミアン ♂ 2022年5月時点で推定12-14歳 札幌市動物管理センター
ダミアンは、2020年4月、札幌市動物管理センターから引き取りした高齢猫で猫エイズ感染症が陽性でした。
また、引き取り後の健康診断でレントゲンを撮った結果、横隔膜ヘルニアになっていることが分かりました。
キャットタワーから飛び降りた際に左後ろ足を骨折してしまい、骨が丈夫ではないので、高い場所から飛び降りたりしないような生活スタイルにした方がよいとのことで、現在は1段ケージで過ごしています。
性格は大人しく穏やかで人に馴れています。
家庭で過ごさせてくださる終生預かりボランティアさんを募集しています。 -
ノエル ♂ 2022年4月時点で推定12-14歳
2017年10月に釧路市緑ヶ岡で負傷猫として保護されたノエル。
人に全く慣れていないことや身体にシラミや回虫卵がたくさんいたことから長い間、放浪していたと思われ、猫エイズ感染症が陽性でした。
病院での健康診断では両後ろ足の麻痺は椎間板疾患(脊椎炎・脊椎障害)などが考えられるとのことで服薬もしていましたが、今ではすっかり良くなりました!人に心を閉ざして警戒心いっぱいのノエルですが、食欲はとても旺盛で、人が居なくなると物凄い勢いでご飯を食べ始めます。
ノエルも温かなご家庭で過ごせるよう終生預かりボランティアさんを募集しています。
<終生預かりボランティアさんのお宅で暮らしている犬猫たち>
終生預かり対象の犬猫で2023年3月末現在預かりボランティアさんの元で暮らす犬猫4頭をご紹介します。
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ボルタン ♂ 2022年5月時点で推定13-15歳 室蘭保健所
今年2022年3月、ボルタンが終生預かりでボランティアさんのお家に行きました。
ボルタンは、2017年7月に室蘭保健所から引き取りした柴系ミックスのおじいちゃん犬です。
よく寝て相変わらずよく食べ、お散歩もしています
預かりボランティアさんは、いつも温かい目線でボルタンを見てくださっています。 -
タラバ ♂ 2022年5月時点で推定11-13歳 紋別保健所
タラバが終生預かりボランティアさんのお家に行きました。令和2年4月からスタートした「終生預かり制度」ですが、猫を預かっていただくのはタラバが猫1号です。タラバは、2015年1月に紋別保健所から引き取りした現在11~13歳の黒猫のオスで、保健所に12頭で多頭放棄された子でした。引き取り当初は、まったく人馴れしておらず、毎朝、挨拶してもシャー!カッ!ビシバシッ!と怒ってました。それでも毎日声をかけて少しずつ撫でさせてくれるようにはなりました。タラバは、猫が好きで、フリー部屋では他の猫といつもくっついて寝ていました。朝ごはんが終わると早くフリー部屋に行きたくて早く出して~と一生懸命アピールしてました。そんなタラバ、食いしん坊だったのに食欲が落ち検査をしたところ、腎臓が悪くなってきていました。薬を飲みながら1日おきの点滴で最近は安定していましたが、高齢になり治療も必要ですし、人に馴れていないタラバに譲渡のお声がかかることはなく、終生預り対象猫として家庭で過ごせたらと願っていました。そんな時に、預りボランティアさんがタラバの預かりを申し出てくださいました。これまでも、しっぼの子を引き取ってくださったり、預かっていただいている方で、預りさん宅の先住猫さんが病気で亡くなってしまい、猫枠が空いたとの事でタラバを預かってくださることになりました。預りさん宅にいるチェリーちゃんはしっぽの卒業猫でタラバと仲良しでした。タラバもこれからチェリーちゃんとずっと一緒に居られて喜んでいると思います。穏やかな日々を過ごして欲しいです。
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シロ ♂ 2022年5月時点で推定11-13歳 しっぽの会引取り預かり
しっぽの猫で一番の古株になってしまったシロは、2014年11月からしっぽで暮らしている推定11~13歳のオス猫です。シロは、人見知りが激しく人に慣れるのも時間がかかりましたが、猫は好きで新しい子が来ると優しく迎え入れてくれていました。ところが、しっぽの生活も長くなり何頭もの猫達を見送り迎え入れ、いろいろな人も出入りするようになると優しいシロがいじめっ子シロに変わってしまいました。他の猫にケンカを売ったりいじめたり・・・皆と一緒に遊べなくなってしまいました。しっぽに来て8年が過ぎシロも高齢となりましたので、終生預り犬猫の対象となり、預りさんを募集したところ早速お声がかかり、お家の子となることができました!人見知りのシロですが、預りさんと面会した時にはすぐに撫でさせてくれて抱っこもできました。きっとシロは自分の家族になる人だとわかっていたんだと思います♬終生預かりボランティアさん、ありがとうございました!シロをよろしくお願いいたします!
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ハッチ ♀ 2022年5月時点で推定11-13歳 しっぽの会引取り預かり
ハッチが終生預りさんのお家に行きました。ハッチは、飼い主さんが飼育できなくなり、昨年3月に当会にやってきた推定11~13歳のメスです。引き取りしてからもうすぐ1年。引取り時から体調が安定しなかったハッチは、来た時から食欲がなく、食欲増進剤を飲ますと食べるとことを繰り返していたので、新しい環境へのストレスもあったと思います。ハッチのしっぽ生活は毛玉だらけだったので、全身丸刈りから始まりました。右耳の先も壊死していて、数日後には壊死した耳が取れてしまいました。また、腎臓も悪く体調が安定しませんでした。これまでも入退院も繰り返し、今は毎日の点滴と腎臓、心臓、甲状腺の薬も飲んでいます。それでも人が好きなハッチは、撫でてあげるとゴロゴロ気持ち良さそうにし、点滴も大人しく出来ました。そんなハッチを気にかけて預りを申し出てくださったボランティアさん。毎日の点滴や投薬も大変ですが、ハッチが穏やかに過ごせるように準備をしお迎えに来てくださいました!人が好きなハッチですので、これからは毎日甘えてノンビリ余生を楽しんで欲しいです。終生預かりボランティアさん、本当にありがとうございました!ハッチをよろしくお願いいたします!