カプチーノは、札幌市動物愛護管理センターの「飼い主探しノート」に掲載されていた子でしたが、飼い主探しノートでの新たな出会いはなく、2024年8月5日にセンターに放棄収容され、8月13日に当会で引取りしました。
センターでシャンプーカットしてくださっていましたが、センター収容当初は毛も伸び放題で、自壊した腫瘍で毛は汚れ強烈な臭いを放ち、爪は巻き爪になるほど伸びていました。
引取り後、そのまま病院に直行しましたが、肛門周りには卵大程の大きな腫瘍、右目は萎縮していて視力はなく、歯石も酷く外耳炎もありました。
また、左目は白内障と少し眼圧が髙そうで、緑内障の疑いもあるとのことですが視力はあるようでした。
2025年9月4日に大学病院にて、お尻の大きな「上皮腫瘍」を摘出。さらに10月9日には、尻尾にできた別の腫瘍のため一部断尾の手術も行いました。
検査の結果、尻尾の腫瘍は「扁平上皮癌」で悪性度の高い癌であることが分かりました。
命に係わる病気があったため、引取り後から手術を繰り返すことになってしまったカプチーノですが、ご飯も食べれていて体重も少しずつ増えて穏やかな毎日を過ごしていました♬
飼い主さまは卒業犬スピカちゃん(旧:クッキー)の飼い主さまで、スピカちゃんとほど良い距離感で過ごしてくれる子をと面会にいらしてくださいました。
カプチーノのこれまでの経緯や悪性の腫瘍だったため、転移の可能性があること、左目は緑内障になっており、今後もケアが必要なこともしっかりとご理解くださり、それでもカプチーノを家族にとお迎えを決めてくださいました🌸




























