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札幌市に寄贈した犬猫ワクチン等の感謝状贈呈式(2013.04.18)
4月18日(木)、しっぽの会は上田札幌市長様からの感謝状を頂戴いたしました。



会場は札幌市保健所WEST19ビル 2階小会議室。

贈呈式の案内をたくさんご用意してくださいました。







札幌市動物管理センター向井所長様の開式のご挨拶の後、
札幌市保健福祉局 飯田生活衛生担当部長様から感謝状をいただきました。







感謝状を贈呈していただいたあと、
しっぽの会代表理事 稲垣がご挨拶させていただきました。







当会が札幌市動物管理センターに贈呈させていただいた

犬混合ワクチン「キャナイン6-Ⅱ」    
猫混合ワクチン「フェロガードプラス3」 
インターフェロン「インターキャット」

キャナイン6-Ⅱには、犬のジステンバー、犬伝染性肝炎、
犬アデノウィルス(2型)感染症、犬パラインフルエンザ、
犬パルボウィルス感染症、犬コロナウィルス感染症の予防が出来る混合ワクチンです。


猫混合ワクチン「フェロガードプラス3」は、
猫伝染性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、
猫汎白血球減少症(猫パルボ感染症)に有効な混合ワクチンです。


また、収容された犬猫は体力が落ちているため、
免疫力がを上げるためのインターフェロンも接種すると効果的だそうです。


2月、札幌市動物管理センターに収容されていた猫に猫パルボウィルス
(猫汎白血球減少症ウイルス)の疑いが出て、
今後収容される猫への感染を防ぐために殺処分予定となりましたが、
偽陽性であったため経過を観察してくださることになり、
数週間の観察を経て状況をご理解していただけた方に無事に譲渡されました。


混合ワクチンの接種で予防できる病気は、
感染すると命にかかわるかもしれない恐ろしい病気です。

混合ワクチンを接種していれば大事に至らないばかりか、
周囲の動物からの感染、また周囲の動物への伝染も防ぐことが出来ますので、
先に収容されている犬猫たちにあらかじめワクチンを接種していれば、
抗体がついた時点で感染症から身を守ることが出来ます。


以上3品は、今年度から状況に合わせて収容動物に接種いただいています。 







飼い主に捨てられ瀬戸際で生きる動物たちが、
感染症にかかり命を落したり、感染したため殺処分されることがないよう、
皆様からいただいたご寄付から寄贈させていただきました。

猫の混合ワクチン費用 214,988円はしっぽ地域猫基金から、
犬の混合ワクチンとインターフェロン費用 242,762円は
先日フェリシモ様から頂戴したご寄付から使わせていただきました。


今後は、動物管理センターや保健所が動物を引き取らざるを得ない場合、
例えば放棄する飼い主に対して
「混合ワクチン証明書」がなければ″受け取り拒否″できるなど、
もご検討いただけたらと思います。

そして、札幌市の予算等さまざまな問題も多いことと思いますが、
今後、混合ワクチン接種を業務化してくださることを願っております。

今回のワクチン寄贈の件は、皆様からいただいたご寄付があってこそ出来たことで、
また、関係者の皆様のご協力がなければ実現できませんでした。

今回、皆さまからの善意のお気持ちを代表してしっぽの会が感謝状をいただきました。

新年度も初心を忘れずに保護活動してまいります。

そして、そうした活動が「人と動物が共生できる優しい社会」を作る一助になれば幸いです。

皆さま、本当にありがとうございました。


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