第2回 しっぽの会 アニマルチャリティ
しっぽの会主催のチャリティイベント「わたしたちにできること。」が無事終了いたしました。 | |
2日間とも時折り雨がまじるあいにくの天気でしたが、両日合計1,000人を超えるたくさんの方々に、ご来場いただきました。 去年に引き続き二度目の開催とはいえ、私たちのような素人がそれぞれの仕事と日常の保護活動を両立させながら、こうしたイベントの準備を進めていくことは大変難しく、至らなかった点も多かったと思いますが、それでも、たくさんの方々のご協力と支えがあって、タイトルどおり「わたしたちにできること。」ができたのは私たちにとっても大変意味のあることと実感しています。 |
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何より、ご来場者の方々からかけていただいた「がんばってますね」「これからも応援してます」などの励ましの言葉がとても心にしみました。 また特に多かったのが「北海道新聞を見てとんできました」という声でした。 熱心に取材してくださった北海道新聞社の加藤木あずささんには大変感謝しています。 |
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ご協賛いただいたgg様、MOBBY様、ガイア農場様、かきはらひとみ様、工房アルティスタ様、札幌市三世代交流協会様、シュエット様、「ただのいぬ。プロジェクト」様、ノースペット様、読売新聞社様(50音順)有難うございました。 会場にお越しいただいたみなさん! この場を借りて、お礼を申し上げます。 有難うございました。 そして、当会の動物達の素晴らしい写真をご提供くださったカメラマン スチュワート・チゾムさんに心からお礼申し上げます。 |
会場内の様子 | ||
まずは受付隣りの入り口に案内ボードを設置しました。 当会ボランティアさんの力作です。 |
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手前からしっぽの会オリジナルグッズのブースです。 今年はステッカーや缶バッジを作成しました。 そのほかボランティアのみなさんからは犬用お洋服や、手作りカラー&リード、ハーネス、犬用アウトドアグッズ、オヤツ・・・etc など、可愛らしい商品をたくさんお安くご提供いただきました。 ボランティアのみなさん、ありがとうございました。 |
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昨年に続き、フラワーショップ「シュエット」さんから、ミニブーケをたくさんご提供いただきました。 いつも人気のお品で完売です。 |
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小さな小さなフェルトでできた小物たち・・・・ スイーツがとっても精密にできてます。 ストラップやカードスタンドになっています。 |
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こちらもハンドメイドのあみぐるみストラップ。 お気に入りの犬種がきっといますよ。 こちらは、しっぽの会でも継続して販売中! |
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おなじみドッググッズショップ「MOBBY」さん&「bucco」さんのブース。 http://www.mobby.jp/ いつもセンスの良い物ばかりですが、たまに「?」な物もあります。 ほら・・ハンバーガーとか・・ |
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イラストレーターかきはらひとみさんによる原画、ポストカード販売、愛犬愛猫の似顔絵製作のコーナーです。 http://uptail.com/ リアルな中にも、可愛らしさたっぷりの動物たちが生き生きと描かれています。 |
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こちら、「ただのいぬ。プロジェクト」でおなじみの服部貴康さんと、写真展示です。 http://www.tadanoinu.com/ |
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しっぽの会から巣立って行った子達の幸せな写真やお便りの展示です。 しっぽの会の1日もわかりやすく掲示しました。 |
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しっぽの会の犬猫の写真展示コーナー。 その下には、犬猫からのメッセージです。 |
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いつもお世話になっている、ガイア農場さんと、ノースペットさんの美味しい販売ブースです。 ボリュームたっぷりの犬用オヤツや、新鮮平飼い卵など。 |
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札幌三世代交流協会さまによる、マジックや紙芝居、折り紙、お手玉などの上演で、子どもたちにも喜んでもらえました。 |
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2日間のメインは、タレントの坂上さん、増永さん、ジャーナリストの服部さん、そして代表稲垣によるトークイベントです。 稲垣が持っているのは、マイクロチップを読み取る機械で「マイクロチップリーダー」と言います。 しっぽの会では、成犬成猫にも順次挿入していく予定です。 |
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東京からお越しくださった服部さんには「いぬはどこからくるの。」と題して、犬鑑札についてのお話を中心に、狂犬病予防法等法令のことから、他県の保護団体のことまで、盛りだくさんの内容で熱く語っていただきました。 | ||
2日間とも、みなさん真剣に聞き入って下さっていました。 | ||
坂上華奈さんと増永美穂子さんの楽しい掛け合いのもと、坂上さん自身が犬を飼った時の失敗談などを話されて、会場は和やかなムードに。 服部貴康さんは雑誌の仕事を通じて、致死処分される犬猫の現状を知りショックを受ける。 全国の収容施設を回って写真撮影を続け、写真集「ただのいぬ。」が2001年に発売される。 保護された犬のうち譲渡にまわるのは約1割で、9割の犬が日本中の収容施設で毎日のように致死処分されている。 狂犬病予防法の法律のもと、鑑札をつけていない犬は抑留期限が過ぎると、新たな引き取り手がない場合致死処分される。鑑札をつけていれば多くの命が救われていたはず。 2007年に世田谷区からの依頼で、2009年工業デザイナー深沢直人さんの鑑札のデザインになる。 形が変わることで人々の鑑札に対する意識が高まり、鑑札の装着率を高めて1匹でも致死処分される犬を減らしたい。坂上さんも鑑札を装着する大切さを訴える。 しっぽの会代表稲垣も加わり保護を始めた経緯などを話す。坂上さんと増永さんが、しっぽの会を訪問した際のエピソードなどから、高齢犬や障害のある子を保護する大変さなどの話になる。 代表は保護を始めた頃よりも、世間の保護に対する感心が高まり、風当たりも柔らかいものになったと実感。 しっぽの会は、保健所で譲渡されなかった子を引き取りすることが多い。年齢が高めだったり病気の場合もあるが、治療し愛情をかける事で生き生きと輝きだし、新しい飼い主さんとの幸せな出会いがある。 坂上さんと増永さんが、マイクロチップのリーダーを見て代表にマイクロチップの有効性について質問。 鑑札とセットで装着することで、迷子になっても処分を水際で食い止めることが出来る。 服部さんは一人の人に負担をかけるような保護はよくない。保護環境の土壌が出来るように期待したい。坂上さん、増永さんも、こういった保護団体がなくなる世の中になるように願っていると代表を激励。 |
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両日合計で、500,513円もの多額のご寄付を頂戴いたしました。 協賛いただきました出店企業さま、ボランティアさんからも収益から150,431円ものご寄付をいただきました。 またしっぽの会の売上げは、予想を大きく上回る89,893円でした。 ご寄付いただいた方、協賛いただいた皆さま、お買い上げくださった方、本当にありがとうございます。 みなさんの善意は、引き続き動物達のために大切に使わせていただきます。 |
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