保護数・譲渡数


 2007年~2016年 保護数・譲渡数 


2007年度(平成19年度)~2016年度(平成28年度)までに、
札幌市動物管理センター及び北海道内の保健所、
その他の自治体から保護した犬・猫の総数は1,929頭、
新しい飼い主さまに貰われた犬猫の総数は1,639頭でした。
(それ以前の2005年には36頭保護、2006年には86頭保護しています)

2008年度(平成20年度)は、保護数・譲渡数とも飛び抜けて多くなっていますが、
子犬・子猫が多かったことに加え、小型犬・純血種の譲渡が多かったためです。
また、市民の方が札幌市動物管理センターや保健所から犬猫を引き取るのが
まだ進んでいない頃でした。


2009年度(平成21年度)の保護数減少の要因は、前年度11月以降に
札幌市動物管理センターや千歳市、江別市、由仁町などからから、
犬を多数保護したことによるものでした。
譲渡数も200匹には手は届きませんでしたが、
多くの子に家族が出来たことは大変喜ばしいことでした。


2010年度(平成22年度)は、保護数のわりに譲渡数が少ないのは、
高齢だったり病気やケガなどのハンデがあって
新しい飼い主さまが見つかりづらい
足長基金対象の犬猫の引き取りが多くなっためです。
この頃から、当会で保護した犬猫の平均年齢も高くなってきました。


2011年度(平成23年度)は、前年に比べて保護数、譲渡数ともに減少しています。
市民の方が保健所から犬猫を引き取る割合が増加傾向にあり、
保健所からの保護犬猫の譲渡が進んできたことは嬉しい限りです。


2012年度(平成24年度)は、前年に比べて保護数、譲渡数ともに増加しています。
理由は、多頭飼育が原因なのかはっきりしませんが、
半野良の子犬や若い成犬が石狩市厚田区で多く捕獲されたためです。
こうした問題を根本から解決しなければ、
飢えや喉の渇き、暑さ、寒さに苦しみ死んでいく
行き場を失った動物たちはあとを絶ちません。
また、野良猫と共存できる地域を作るにも、不妊去勢手術は必須です。


2013年度(平成25年度)は、保護数、譲渡数とも前年度に比べて減少しています。
札幌市動物管理センターや保健所などから犬猫を直接引取りしてくださる方も増え、
徐々にではありますが、自治体から犬猫を迎え入れることも、
選択肢の一つになりつつあるのではないでしょうか。
当会で保護する犬猫は高齢やハンデのある子が年々多くなって、
収容されている子の約半数近くが高齢だったり病気や怪我などのハンデを持った
足長基金対象犬猫となっています。
また、石狩保健所からの保護犬は半野良の子が多く、人馴れしていないため、
子犬以外は譲渡までに時間がかかっているのが現状です。


2014年度(平成26年度)は、保護数は4割強、譲渡数は3割、前年度に比べて増加しました。
北海道内各地の遠方の行政機関からの引き取りも多くなりました。
また、当会で保護する犬猫は高齢やハンデのある子も多いため、
約半数近くが高齢だったり病気や怪我などのハンデを持った
足長基金対象犬猫となっています。
また、石狩保健所からの半野良の保護犬も相変らず多く、
人や環境に慣れるまでに時間がかかるため、
子犬以外は譲渡までに時間がかかっています。


2015年度(平成27年度)は、2016年度(平成28年度)より事業年度に合わせ、
期間を4月~3月と変更するのに伴い、2016年1月~3月分も含まれています。
保護数、譲渡数とも多頭飼育放棄の犬の案件で、前年度に比べて増加しました。
保護した犬たちが、既に妊娠していたことによる子犬の総数も多くなっています。
北海道内の自治体も所によっては譲渡不適切の判定が厳しいところや
収容期間の延長が難しいとこともあり、引取りの課題となっています。
また、当会で保護する犬猫は、殺処分前の崖ぶちの命だった子が多い状況です。
高齢やハンデのある子をご支援・応援いただく足長基金制度では
多くの皆さまが応援ご支援くださり、多くの命が繋がりました。


2016年度(平成28年度)は、122頭の犬猫を譲渡していますが、
前年度より83頭少なくなりました。
これは、前年度は石狩保健所で70頭以上のシーズーの
多頭飼育放棄の案件があり、当会で全頭引取りしたことと
以前よりは緊急性の高い収容状況は緩和されたことによるものです。
保護した犬は68頭、猫は72頭の合計140頭で、
前年度よりも犬猫合わせ59頭少なくなりましたが、
今年度は野犬の引き取りも多く、また繁殖犬の放棄の案件もあり、
人や環境に馴染むまでに時間を要しています。
このように当会では、野犬や繁殖犬等の他、高齢やハンデのある犬猫たちも
分け隔てなく平等に引取りしています。
当会で長く暮らす子も変わらず多く、老衰や病気が回復せず亡くなる子もいます。
亡くなった子は犬が14頭、猫が12頭でした。
8月に新猫舎が完成し、猫の保護数は多くなりました。


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しっぽの会では、成犬、成猫はもちろん、子犬、子猫にも不妊去勢手術を施し、
マイクロチップを挿入しています。
少しでも犬猫が小さいうちに迎えたい心理は分かるのですが、
ご譲渡出来るまでにはどうしても時間が必要です。

保健所に収容され殺処分される犬猫や、
飼い主もなく虐待され厳しい日々を強いられている野良犬、野良猫など、
行き場のない不幸な命がある以上、不妊去勢手術は重要と考えています。

また、言葉を持たない動物たちだからこそ、万が一の迷走や災害に備え、
電子の迷子札とも呼ばれているマイクロチップが有効と実施しています。

当会は、子犬や子猫等の幼齢動物よりも
高齢だったり病気や怪我のハンデがあったり、
飼い主の飼育上の問題で放棄された犬猫の引き取りが多くなっていて、
出会いのチャンスが少なくなっている現状もあります。

保護活動当初は50頭ほどだった犬猫の収容数も、
新犬猫舎の増設やスタッフの増員、ボランティアさんのお手伝いのお陰で、
現在の収容数は100頭余りとなりました。
また足長対象犬猫は全体の約半数を占めるようになりました。
高齢だったり病気やケガなどのハンデがあって、
新しい飼い主さまが見つかりづらい足長基金対象の犬猫たちを救えるのも、
多くの皆さまに支えていただいているお陰です。

朝日新聞の調査結果では、日本では、約85万頭の犬猫が販売されている一方、
平成27年度、約9万2千頭(負傷犬猫処分含む)の犬猫が殺処分されました。
こうした行政殺処分の問題以外にも、悪質なペット業者や多頭飼育者、
あげくには一部の動物愛護団体までもが動物たちの命や福祉をないがしろにしています。

 殺処分される犬猫を救い、不遇の犬猫を適正飼育できる新しい飼い主に譲渡していくこと
同時に不幸な犬猫を生みださない社会を作ることも、
行政・動物関連業者や動物愛護団体の責務ではないでしょうか。
これからも、大切な尊い命と向き合いながら、一匹でも多くの命を救っていきます。

以下しっぽの会が理念として使命感を持ち活動している三大方針です。


しっぽの会三大方針とは

1. 行政機関からの引き取り

2.全ての犬猫に不妊去勢手術を

3.活動の全てを情報公開





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2007年度(平成19年度)~2016年度(平成28年度)の保護数・譲渡数

<平成28年度より、事業年度に合わせて期間を4月~3月と変更するのに伴い、2015年度分は2016年1月~3月分が含まれています>
                                                 ※子犬・子猫は1歳未満
過去に当会で保護した犬には、純血種も多く含まれていましたが、
近年は野犬や野良猫等の人に慣れていない犬猫も多く、
保護や譲渡の犬猫の種類が変ってきました。

※2013年の動物愛護法の改正により、飼い主は終生飼養が義務付けされ、
自治体は終生飼養の趣旨に反する場合には引取りを拒否できるようになりました。
また、自治体は殺処分がなくなることを目指して、引き取った犬猫をできるだけ返還したり、
譲渡するよう努めることが明文化されました。



2007年度(平成19年度)~2016年度(平成28年度)の保護数推移

<平成28年度より、事業年度に合わせて期間を4月~3月と変更するのに伴い、2015年度分は2016年1月~3月分が含まれています>
                                                ※子犬・子猫は1歳未満


当会の保護活動は行政機関からの犬や猫の引取りが基軸ですが、
近年、少子高齢化、人口減少が問題となり核家族化が進み、
飼い主の事情でペットを終生飼養できない等の相談も多くなっています。

また自治体では、長期収容すれば、高齢やハンデのある犬猫も、
ご理解ある一般の方へ貰われるようになりました。
そしてその分、収容犬猫が少なくなることで、
これまで闇で葬られていたような犬猫たちも、
厳しいながらも生きるチャンスを与えて貰えるようになりました。

当会で保護する犬猫たちは、過去には純血種や小型犬も多かったのですが、
ここ数年は、高齢やハンデのある子以外にも、
野犬や野良猫、飼育上の問題で放棄された犬等の割合が多くなってきました。



■2007年度(平成19年度)~2016年度(平成28年度)の譲渡数推移

<平成28年度より、事業年度に合わせて期間を4月~3月と変更するのに伴い、2015年度分は2016年1月~3月分が含まれています>
                                      
※子犬・子猫は1歳未満

当会では、 高齢やハンデのある犬猫の他、野犬、野良猫、飼育上の問題で放棄された犬等、
人や環境に慣れていないため、人と暮らすスタートラインに立てない子も多く、
当会での滞在日数が長くなり、譲渡に時間を要するようになりました。

動物愛護法の改正やSNSの発達、少子高齢化社会、核家族化の影響で、
犬猫を飼育することに慎重になってくださる方も増えています。
一方で人間同士の繋がりが希薄になる分、犬猫に癒しを求める傾向も強くなっています。
動物は、生きる元気や健康、生きがいを与えてくれるとの科学的なデータもありますが、
ますます「人と動物が共生する社会」の正しい理解が必要ではないでしょうか。