2025年12月
<足長新顔さん>
12月の新顔は、猫のテルーです。
定期的な血液検査と点滴を受けながら頑張っているテルー。
健康に配慮して新しい出会いを待つため足長組に加えさせて頂きます。
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テルー ♀ 推定5~7歳 札幌市動物愛護管理センターより引取り
2022年11月、札幌動物愛護管理センターに放棄され、衰弱の危険があったため当会で引き取りました。体調には波があり、肝臓や腎臓の数値が高い時期もありましたが、定期的な血液検査と毎日の投薬・点滴で、現在は肝臓の数値も安定しています。人は大好きで、撫でると嬉しそうに身体を預けてくれる甘えん坊です。毎日のケアは必要ですが、それを上回る愛しさで寄り添ってくれる子です。健康に配慮して新しい出会いを待つため足長組に加えさせて頂きます。
<嬉しいお知らせ>
嬉しいお知らせは、犬はミニチュアダックスのエイトが、猫はウズに出会いがありました!
ご理解ある飼い主様にお迎えいただいた2頭は本当に幸せです。
飼い主様、ありがとうございました。
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エイト ♂ 推定13歳 しっぽの会引取り預かり
エイトは推定13歳の男の子で、胆振管内の町で外飼いされていました。暴力を受けている姿がたびたび目撃され、相談を受けた役場と振興局が緊急性を判断し、当会が引き取ることになりました。診察では歯がほとんど残っておらず、重度の歯石やぐらつきがあったため手術時に処置を行いました。胆のうには胆泥が溜まり、肝臓の薬が必要で、心雑音と心肥大もあるため心臓の薬も服用していました。左目は萎縮しており見えていません。肥満のためダイエット中でしたが、お散歩は前足を上げて跳ねるように歩き、その姿はとても愛らしい子でした。
人に対して怒ることはなく穏やかな性格ですが、散歩中や室内で人や犬、車に反応して吠えることがあり、声が大きいため環境への配慮が必要でした。
お迎えてくださったのは、先日亡くなった北斗を預かってくださっていたボランティアさんです。これまでも当会のハンデのある犬猫を何頭も迎えてくださり、犬のいない生活が寂しいと感じていた中でエイトを家族に迎えてくださいました。飼い主さま、本当にありがとうございました。 -
ウズ ♂ 推定2~4歳 しっぽの会引取り預かり
ウズは2025年2月、ネズミ捕りにかかっていたところを保護主様に救われ、その後、新しい飼い主様とのご縁を探すため、当会でお預かりすることになりました。さくら耳で地域猫として暮らしていたウズですが、保護時から触れるほど人に馴れており、とてもお利口さん。少し怖がりでシャーっと威嚇することはあるものの、攻撃性はありませんでした。控えめにスリスリ甘える姿が可愛らしく、人懐こい性格で初対面の人にもゴロスリしてくれる甘えん坊でした。そんなウズ、何度かお問い合わせはあったものの不思議とご縁に繋がらず、残念に思っていましたが、この度「初めて迎える猫」として飼い主様がウズを選んでくださいました。飼い主様は、ウズが左目の炎症が改善せず、ブドウ膜炎と網膜剥離が判明、左目の視力は戻らないことや猫エイズ感染症陽性であることも理解したうえでウズを家族に迎えてくださいました。飼い主様、この度はウズをお迎えいただき本当にありがとうございました。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
<悲しいお知らせ>
残念ながら虹の橋へと旅立ったのは、猫の太賀(たいが)とトイプードルのボスです。
スタッフの献身的な介護で最期まで生き抜いた太賀と
終生預かりボランティアさんの温かな愛情に包まれ、最期まで懸命に生き抜いたボス。
皆様と太賀とボスの冥福をお祈りしたいと思います。
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太賀 ♂ 推定5~7歳 岩見沢保健所より引取り
太賀は2022年6月、多頭飼育放棄により岩見沢保健所へ収容されました。長い間ほとんど食事を与えられていなかったようで、一緒に保護された4頭と同じく骨と皮の状態。体重はわずか1.7kgしかなく、歩くこともできず、下痢も酷く毎日お尻を洗う日々でした。大学病院を受診した際も貧血が重く、まずは検査ができる体力をつけるところからのスタートでした。それでも太賀は少しずつ歩けるようになり、ご飯も食べられるようになり、体重もみるみる増加。検査の結果「ボルナウイルス」と診断され、いつ発症してもおかしくないと言われながらも、太賀は懸命に生き、体重が5kgを超えるまでに回復しました。おもちゃで遊ぶ姿は数えるほどでしたが、ぎこちなく楽しむ姿はとても可愛らしく、預かり3兄弟とストーブ前を取り合う姿も微笑ましいもので、どんな子にも優しく接し、穏やかで思いやりのある子でした。
しかし2025年の春頃から体調が下がり始め、ふらつきや腎機能の低下が見られるようになりました。それでも食べることが好きで、最後まで頑張って口にしてくれていましたが、亡くなる前日からは食べられなくなり、夕方には歩けなくなって寝たきりに。そして2025年12月6日の早朝、静かに虹の橋へと旅立ちました。
太賀と過ごした3年半は、たくさんの癒しと温かさに満ちていました。出会えて本当に良かった。可愛い太賀、また会おうね。皆さまと共に、太賀の冥福を心よりお祈りいたします。 -
ボス ♂ 推定14歳 しっぽの会引取り預かり
家庭の事情で新しい飼い主を探すことになったトイプードルのボスは、引き取り時には全身に脱毛が見られ、甲状腺の数値も低めでしたが、。ストレスの可能性もあり、薬を飲みながら様子を見ていました。人が大好きで甘えん坊な一方、落ち着きがなく執着心の強さも見られました。散歩経験が少なく慣れない様子でしたが、根気強く向き合えば上手に歩けるようになりそうな子でした。
2024年末から体調を崩し、2025年1月にはお腹全体に腫瘍が見つかり、脾臓の悪性肉腫と診断され、そうした経緯もあり終生預かりボランティアさんが自宅で愛情深く介護をしてくださっていました。摘出手術を乗り越え一時は食欲も戻りましたが、抗がん剤治療は体に合わず緩和ケアへ移行。慢性膵炎も抱えながら、大学病院への通院を続け、精一杯の日々を過ごしました。
その後、腎不全や転移が疑われる症状が進み、呼吸も食事も難しい状態となり、2025年12月13日、終生預かりさんボランティアの温かな腕の中で虹の橋へと旅立ちました。
やんちゃで何でも口に入れてしまう一面や、甘えん坊で抱っこが大好きな姿は、家族に大きな存在感を残しました。優しい終生預かりボランティアさんに見守られ、最後まで人に寄り添い生き抜いたボス。その姿は「諦めない強さ」と「支える愛情の力」を教えてくれました。最後まで寄り添い支えてくださった終生預かりボランティアさんに深く感謝申し上げます。ボスの冥福を心よりお祈りし、これまで見守ってくださった皆さまに感謝いたします。




























