2018年度にしっぽの会で亡くなった子たちのメモリアルページです。
この子たちのことは生涯わすれません。
2018年度に虹の橋へ旅立った12頭のしっぽある友
2019年3月
CMS18020 仮 名:ポコ 引上場所:札幌市動物管理センター 種類・特徴: 白灰・並毛 性 別:メス 体重:1.94kg 推定年齢:2018年7月時点で推定10歳以上 猫エイズ()猫白血病() 3種ワクチン/避妊手術/健康診断 2018年07月保護 2019年03月1日死亡 享年推定10歳以上 |
衰弱して保護され札幌市動物管理センターに 収容されていました。 お腹には直径4~5㎝の大きな乳腺腫瘍があり 自壊し浸出液が出て悪臭を放っていました。 緊急で引取りし、腫瘍の切除手術をしましたが 腫瘍は悪性で肺にも転移があり 残念ながら余命は1年位ではとのことで また肝臓も悪く肝硬変の疑いもあり スタッフ宅で余生を穏やかに過ごしていました。 最期はすぅーと息を引取り 苦しむ様子はなく静かに召されていきました・・・。 肺に腫瘍があったので呼吸困難になったり お腹に複数ある腫瘍も大きくなっていたので 自壊する恐れがありました。 麻酔をかけて手術に耐える体力も 残っていないポコでしたから これから起こりうる苦しみを想像すると ポコが可哀想でならなかったのですが 神さまはその前に 天国にお迎えくださったのだろうと思います。 これまでad缶やパウチ等をお送りくださったり ポコをご支援くださっていた皆さまに 心より感謝申し上げます。 皆さまとご一緒にポコちゃんの冥福を 祈りたいと思います。 |
2019年1月
CMS16081 仮 名:ユウ 引上場所:釧路保健所 種類・特徴: 黒猫 性 別:メス 体重: 2.4kg 推定年齢:2016年12月時点で推定13-15歳 猫エイズ(+)猫白血病(-) 4種ワクチン接種/避妊済/マイクロチップ 健康診断 2016年12月保護 2019年01月13日死亡 享年推定15~17歳 |
シャム系猫のアップと一緒に高齢の飼い主に放棄され 釧路保健所に収容されたユウ。 近年、高齢の飼い主の入院や死亡により 放棄される犬猫の数が増えています。 性格は控えめで人懐こく 撫でられることが大好きでした。 年齢は若くはありませんし控えめな性格ですが 人が大好きな子ですので余生を温かな家族の元で 過ごして欲しいと願っていました。 しかし昨年の冬から食べても吐くことも多くなり 1月の血液検査で腎不全と診断され 白血球の数値も高く、猫エイズの発症も疑われました。 できるだけ腎機能を維持しようとご飯を療法食にしたり 服薬、入院して点滴を打ったりもしましたが 徐々に元気も無くなっていってしまいました。 最期は、小さな身体がさらに小さくなって 逝ってしまいました。 これまでユウを応援してくださった皆さま 本当にありがとうございました。 皆さまとユウの冥福を、祈りたいと思います。 |
DMS17036 仮 名:デヴィ 引上場所:空知総合振興局 種類・特徴:柴系・並毛 性 別:メス 体重:7.25㎏ 年齢:2017年11月時点で推定12~14歳 毛色・毛種:茶白・並毛 5種ワクチン/健康診断/フィラリア(-) 未避妊(老齢)/マイクロチップ/畜犬登録済/狂注済 2017年11月保護 2019年01月13日死亡 享年推定13~15歳 |
長沼町から千歳市に向かう国道337線で 口から血を流した状態で 弱っていたところを負傷犬として保護されました。 周りには民家も少なく、高齢で歩くスピードも遅いので 家から脱走してしまうことも考えにくいため、 放棄されたのかもしれません。 人のことは好きなようで顔を近づけると嬉しそうに 舐めて挨拶してくれていました。 保護時から貧血が酷く 肝臓や腎臓の数値も悪いため 検査や入退院を繰り返していました。 2018年12月より、預かりボランティアさんのお宅で 昼夜を問わずお世話していただけることになり 人が好きなデヴィにとっては 幸せなことだったと思います。 以下、預かりボランティアさんからのご報告です。 膵炎を患っていて体調も不安定な事もあり 12月16日に我が家に連れて来ましたが 回復させてあげられず旅立ってしまい残念です デヴィと過ごせた期間は短かったのですが デヴィの最期の大切な時間を一緒に過ごし 見送る事が出来て本当に良かったと思っています ボランティアさん デヴィを我が子のように大切に見守り お見送りくださり、本当にありがとうございました。 皆さまと、デヴィの冥福を祈りたいと思います。 ご支援、応援いただきましてありがとうございました。 |
12月
DOS16071 仮 名:空(そら) 引上場所:しっぽの会 引き取り預かり 種類・特徴:柴犬 性 別:オス 体重:11.3㎏ 年齢:2016/10月時点で13歳 毛色・毛種:茶・並毛 10種ワクチン/去勢手術/マイクロチップ 健康診断/フィラリア(-)/畜犬登録済/狂注猶予 2016年10月保護 2018年12月13日死亡 享年推定15歳 |
飼い主の事情で新しい家族を探すことになった空。 性格はマイペースで我が道をゆくタイプでした。 しっぽの会でのんびりと暮らしていましたが 今年の春に内ももやしっぽの毛が薄くなってきたため 甲状腺の検査をしたところ、数値が低く お薬を飲むことになりました。 その後さらに大量の吐き戻しがあったりと体調を崩し 入院、検査をして肝数値が高く、腫瘍のようなものががあることもわかりました。 11月末から、再び自力で立つことができなくなり 12月11日、当会スタッフが 自宅に連れて帰りました。 以下預りしたスタッフからです。 「 かわいかったです 最近とみにおじいちゃん顔になって来た空ちゃん ほんの2年位前なら リードをつけるのもなかなか難しい気質でしたのに かわいいおじいちゃんになってからは さわるどころかだっこもできちゃいました 朝方に立てなくなり 歩行補助ハーネスを着けて少し歩いてみたのですが そのままこてっと呼吸が止まり あっという間に逝ってしまいました 急だったのでおどろきと悲しみと どうして?の繰り返しでしたが 時間と共に見事な旅立ちだったなぁと思いました 男気いっぱいの空タン うちに来てくれてありがとう」 12月13日、最期まで歩いてがんばっていた空。 皆さまと空の冥福を祈りたいと思います。 |
10月
DMS16022 仮 名:想望(そみ) 引上場所:石狩保健所 種類・特徴:シーズー 性 別:メス 体重:3.7㎏ 年齢:2016/2月時点で推定2~4歳 毛色・毛種:白・茶 6種ワクチン/避妊済/マイクロチップ 健康診断/フィラリア(-) 2016年2月保護 2018年10月20日死亡 享年推定3~5歳 |
股関節と両膝蓋骨が脱臼していて 後ろ足は機能低下で歩行困難。 脳には水頭症とクモ膜のう胞、さらに脳炎の疑い。 肝臓には門脈体循環シャントと肝硬変と 先天性の病気を小さな身体で沢山抱えていました。 これまで脳や肝臓の病気が原因で 何度も痙攣を起こして入院し もう処置の方法がないと連れて帰って来ても 生命力の強さで頑張って復活しましたが 10月15日の朝に 大きな痙攣を起こしてしまいました。 入院になりましたがやはり手の施しようが無く 18日に点滴を繋いだままで スタッフの自宅に連れて帰っていました。 呼吸も荒かったので酸素ハウスを使い 今回も復活を信じて看病していました。 20日昼に真っ黒のウンチをしたので 下半身を洗ってあげ 気持ち良さそうにして大好きなドライヤーをし その後スヤスヤと眠っていたのですが 夕方、抱っこしている時に 心音が少しづつ弱くなっていき 眠るように息を引き取りました。 想望ちゃんを応援してくださった皆様 本当に本当に有難うございましたm(_ _)m 皆さまと一緒に、想望の冥福を祈りたいと思います。 |
DOS17023 仮 名:ジョセフ 引上場所:江別保健所 種類・特徴:ミックス 性 別:オス 体重:11㎏ 年齢:2017年10月時点で14~16歳 毛色・毛種:白黒・長毛 6種ワクチン/フィラリア(-)/未去勢(肝数値が悪い) 健康診断/マイクロチップ/畜犬登録/狂注猶予 2017年10月保護 2018年10月5日死亡 享年推定15~17歳 |
江別市美原で放浪していたところを保護され 保護時から体調が悪く保健所では血液検査と 輸液をしてくださっていました。 当会で引き取り後 掛かり付けの病院で治療のため入院をし 退院後はご飯も自力で食べられるようになりました。 抱っこしようとすると 少し抵抗出来るほどに元気も戻って来て お散歩も好きなようでした。 9月半ば、眼振が出て立てなくなり 入院しましたがもはや手立ては無く 退院し、預かりボランティアさんのお家で 看ていただけることになりました。 ボランティアさんのお家に行って6日目 体調が急変して亡くなりました。 ジョセフを応援してくださった皆さんに 感謝しています。 皆さんからいただいた缶詰やベッド等 本当に助かりました。 皆さまと、ジョセフの冥福を祈りたいと思います。 これまでご支援、応援いただきまして 本当にありがとうございました。 |
9月
DOS16072 仮 名:歳三(としぞう) 引上場所:函館保健所 種類・特徴:柴系 性 別:オス 体重:12㎏ 年齢:2016/11月時点で推定14~16歳 毛色・毛種:茶白・並毛 6種ワクチン/フィラリア(-)/健康診断 去勢済/マイクロチップ/畜犬登録済/狂注猶予 2016年11月保護 2018年9月17日死亡 享年推定15~17歳 |
飼い主に放棄され函館保健所に収容された歳三。 食欲はあるものの身体はガリガリに痩せて お尻にはピンポン玉程の大きさに腫れあがった 肛門周囲腺腫もできていました。 高齢になるまで体調管理もされず 終いには殺処分の可能性もありながら 保健所に放棄された歳三が 可哀想でなりませんでした。 お散歩が大好きでしたが、徐々に衰え 車椅子を使いながら頑張りました。 9月17日、仕事を終えたスタッフ皆に見守られ 静かに旅立ちました。 夜はスタッフと一緒にお家へ帰り 翌日一緒に出勤するという生活でした。 立てなくなってからも 車イスに乗っても 歩行補助ハーネスを着ても 一生懸命歩こうとしました。 ごはんの時もモリモリ食べる時もあれば プイと顔をそむけて 嫌!もしました。 オシッコをした時はそっと腕を動かして 出たと合図をくれました。 去年の12月から9か月間でしたが もっともっと一緒にいたような気がします。 今になってもとても寂しいです。 歳三には一生懸命生きる姿を学びました。 皆さまと共に歳三の冥福を祈りたいと思います。 これまでご支援、応援いただきまして 本当にありがとうございました。 |
8月
COS17002 仮 名:レオ 引上場所:しっぽの会 引き取り預かり 種類・特徴: 茶トラ・長毛 性 別:オス 体重:kg 推定年齢:2017年5月時点で11歳 猫エイズ(-)猫白血病(-) 3種ワクチン/去勢済/マイクロチップ 健康診断 2017年5月保護 2018年8月23日死亡 享年推定12歳 |
飼い主の事情で 新しい飼い主さんを探すことになったレオ。 前日まで変わらずいつものレオでした。 耳が痒そうだったので、往診の際に診察してもらい その時もいつものレオらしく 「さわるな💢」と少し怒ってました。 ベタベタされるのが好きではなく 当会に来てからも何人か ガブガブ流血させられたりもしましたが 少しずつ環境にも慣れ 慣れたスタッフには 抱っこもさせてくれるようになっていました。 亡くなった日の朝、いつものように猫🐱たちに 挨拶回りをしていたのですが ケージの一番上で気持ち良さそうに寝ているレオに 「おはよー☀」と声をかけました。 いつもなら頭を上げてスリスリしてくるのですが この日は起きず、「レオー」と頭をツンツンしてみました。それでも起きることはなく、、、 本当に眠っているかのように亡くなっていました。 ご飯も完食してあり、何が起こったのかわからず 突然のお別れに落胆するばかりでした。 まだまだ元気で これから新しい家族と出会うはずだったレオ🐱 新しい家族を見つけてあげられなくてごめんね。 たくさんの思い出をありがとう。 どうか、安らかに眠ってください。 皆さまと、レオの冥福を祈りたいと思います。 |
DMS16060 仮 名:花 引上場所:しっぽの会 引き取り預かり 種類・特徴:柴犬 性 別:メス 体重:12.35㎏ 年齢:2016/7月時点で13歳 毛色・毛種:白・並毛 6種ワクチン/避妊済/マイクロチップ 健康診断/フィラリア(-)/畜犬登録済/狂注猶予 2016年7月保護 2018年8月17日死亡 享年推定14歳 |
飼い主の事情により 当会で新しい家族を探すことになった花。 今年に入ってからは 食欲が安定せず入院もしました。 エコー検査で脾臓に腫れがあり 胆嚢(たんのう)の中にゼリー状のものがあり 胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ) とみられました。 ここ1~2週間で食べる事を拒むようになり 強制給餌で過ごしていました。 嫌々ながらよく飲み込んでくれたと思います。 亡くなる当日、午後から病院に行き 飲み薬をもらいましたが 当会に戻って来る頃にはぐったりして 意識がない様子でした。 夕方、苦しそうに大きな呼吸になり 酸素を送りましたが 次第に息を吸うことがなくなり そのまま静かに旅立って行きました。 花ちゃんは本当に最期まで よく頑張ってくれました。 花ちゃんらしい潔い旅立ちを 穏やかに送り出せたのではないかと思っています。 皆さまとご一緒に 花ちゃんの冥福をお祈りしたいと思います。 |
DOS17010 仮 名:ボス 引上場所:しっぽの会 引き取り預かり 種類・特徴:テリア系ミックス 性 別:オス 体重:6.95㎏ 年齢:2017/6月時点で推定12歳 毛色・毛種:グレー・長毛 6種ワクチン/健康診断/フィラリア(-) 去勢済/マイクロチップ/畜犬登録済/狂注済 2017年6月保護 2018年8月11日死亡 享年推定13歳 |
家庭の事情で 新しい飼い主を探すことになったボス。 トイプードルミックスのニモと一緒に 当会に来ました。 亡くなる数日前からあまり食欲が無く、 8月6日入院し治療を受けていました。 血液検査の結果、肝臓の数値が悪く 白血球の数値も高く、 胆のう粘液膿腫の疑いがありました。 また肺水腫になっている可能性があり、 肺が真っ白になっていて 水が溜まっている状態でした。 呼吸も苦しそうでしたので 酸素室に入り治療していましたが、 レントゲンの白い影は肺がんの疑いでした。 もし肺がんだとしたら 年内もつかどうかとの事でしたが 酸素室から出ても呼吸も落ち着いたので 13日に退院する予定でした。 ですが11日朝にボスが亡くなったと 病院からご連絡をいただき、 病院の先生も突然すぎて、考えられるとしたら 当会に来た時から心雑音がひどく 心臓の薬を飲んでいたので、早朝に 心臓発作を起こしたのではないかとの事でした。 本当に人が大好きで、甘えん坊で可愛くて、 一緒に住んでいたニモと 同じお家に卒業出来たらといつも願っていました。 ボスに出会えて幸せでした。 皆さまとボスの冥福をお祈りしたいと思います。 |
7月
COS14071 仮 名:チロ 引上場所:しっぽの会 引き取り預かり 種類・特徴: ヨモ白 性 別:オス 推定年齢:2014/12月時点で推定7~9歳 猫エイズ(+)猫白血病(+) 4種ワクチン/健康診断/去勢済 マイクロチップ 2014年12月保護 2018年7月23日死亡 享年推定11〜13歳 |
チロは2014年12月に5年以上野良猫として 放浪していたところを保護され 当会にやってきました。 残念ながら猫エイズ、猫白血病ともに陽性で 人慣れもしていなく 新しい出会いがありませんでした。 7月中旬ごろから食欲が急に落ち 大好きな缶詰も食べられなくなってしまい 腎臓の数値を調べるため採血をしたところ 数値が高く肥大も診られ 食欲も戻らないため入院しました。 5日間、インターキャットと 静脈点滴での治療をしてもらいましたが 一向に体調は回復せず、 ケージの中で寝ているだけ。 白血球の数値からも 白血病の発症も考えれられるとの事で 最期は過ごし慣れた当会で 点滴と薬での治療で見守るため、 病院から帰ってきましたが お水を飲ませようとしても 食べ物を口に入れようとしても嫌がり 構わないでほしそうに顔をうずめて 一生懸命呼吸をしていました。 苦しかったのか、小さな声で何度も鳴き 16時過ぎ頃に最後の力で立ち上がりましたが 力尽きたように倒れ そのままスタッフに見守られながら 虹の橋へ旅立ちました。 皆さまとチロの冥福をお祈りしたいと思います。 |
5月
DMS18011 仮 名:ルース 引上場所: 深川保健所 種類・特徴:ゴールデンレトリバー 性 別:メス 体重:18.9kg 年齢:2018年5月時点で17歳 毛色・毛種:茶・長毛 2018年5月保護 2018年5月19日死亡 享年推定17歳 |
ルースは、5月9日、深川保健所に 飼い主の事情で放棄された17歳の メスのゴールデンレトリバーで 収容当初は介助すると起立出来 排泄もしていたそうですが、体調を崩し始め 起立困難になり、排泄も 垂れ流しになってしまいました。 週末からかなり弱っているとのことでしたので 5月15日に当会で引取り 早速かかりつけの動物病院を受診しました。 血液検査では、腎臓の検査結果がどれも悪く 脱水状態と重度の腎不全で 尿毒症になっていました。 また中枢神経疾患もあり意識障害もありました。 2日間入院し24時間の静脈点滴を行った結果 17日には腎臓の数値は少し良くなりましたが 末期の腎不全であることや 多臓器がダメージを受けていたので 回復するのは難しく、延命できるのは 奇跡とのことでした。 自宅に連れて帰りましたが 最期を何日看取れるかという状況で 朝晩の点滴を行って 傍で見守ることしか出来ませんでした。 19日の夕方からは、痙攣を起こすようになり 夜、20時10分、茶色い液を吐き出し、 ルースと何度も声をかけましたが 再び目を開いてくれることはありませんでした。 皆さまとご一緒に ルースの冥福をお祈りしたいと思います・・・。 |